当院からのお知らせ

2025.03.21

スポーツドリンクの常飲について

近頃保育園や運動部でスポーツドリンクの常飲が義務付けられていることが多いですが目的に合ったスポーツドリンクの選び方、飲む量、飲み方に注意しましょう!

 

スポーツドリンクは主に塩分(ナトリウム)、糖質が含まれており、ある程度含有量が決まっています。さらに、商品によって特徴を出すためビタミン、ミネラル、アミノ酸、クエン酸などが加えられています。

塩分(ナトリウム)は、汗をかくと水分とともに放出されるナトリウムを補うために含まれます。日本体育協会では、、運動中の飲料には0.1~0.2%の塩分(ナトリウム換算で100ml当たり40~80mg)を含むものを推奨しているため、スポーツドリンクは大体この範囲内で作られています。とくに、夏場など発汗量の多いときは水分だけの補給では体液が薄まり低ナトリウム血症を引き起こしてしまいます。

一方で糖質は、運動のエネルギー源となるだけでなく、糖質濃度を2.5~8%にすることで腸管での吸収効率を高めるために加えられています。糖質含有量は栄養成分表示の炭水化物の表示値が目安となります。

スポーツドリンクには商品により浸透圧の高いものと低いものがあり、スポーツ時など汗を多量にかいた時の水分補給と普段の生活の水分補給とでは要求される浸透圧が異なります。発汗量が多いときには糖質が少なく、塩分の多いものが適していますので、目的や状況に合ったものを選ぶと良いでしょう。水で薄めるといいと聞きますが、糖質濃度は速やかな水分吸収考えて作られているためあまりよくありません。

スポーツドリンクを過剰摂取することにより肥満や虫歯のリスクがあるだけでなく高血糖状態が続くペットボトル症候群に陥る心配もあります。また、血糖値が上がるとのどが渇き、さらにスポーツドリンクを飲んでしまうという悪循環も起こります。重症化すると意識障害を起こすこともあるので注意が必要です。

そのほか、スポーツドリンクの飲みすぎでビタミンB1欠乏症をおこすことがあります。ビタミンB1は糖質を分解してエネルギーを作るために必要なものですが、スポーツドリンクの多飲により大量に糖質を分解することで不足します。スポーツドリンクにはビタミンB1が含まれているものもありますが基本的には食事からしっかり摂取しましょう。

以上のことからスポーツドリンクは目的や状況に合ったものを選び、適量だけ飲むこと、またダラダラ飲みは虫歯のリスクが一番高いため飲み方に注意してください。

ページトップへ
050-1809-369124時間WEB予約はこちら24時間WEB予約はこちら