子どもの身体というのは、大人の身体と比較すると、いろいろな点において未成熟であることが多いです
乳歯は永久歯よりもつくりが未熟であるといえます
≪歯の数≫
乳歯は全部で20本、永久歯は親知らずを除き、全部で28本あります。
乳歯が抜け、永久歯が萌出してから、2~3年ほどの期間は「幼若永久歯」と言われ、歯質が未成熟のため、むし歯になりやすくなります
少しずつ、唾液中のリンやカルシウムが沈着して、歯は石灰化していきますが「成熟した歯」になるまでには、5年程かかるといわれています
≪エナメル質、象牙質の厚さ≫
乳歯の表面のエナメル質と象牙質の厚さは、永久歯の約2分の1と言われていて、とても薄いのです
その為、むし歯になるとすぐに神経まで達してしまう可能性があるので注意が必要です
≪歯質の柔らかさ≫
乳歯は石灰化が進んでいないため、歯質が柔らかく、酸に溶けやすい為むし歯になりやすいです
≪色、大きさ≫
色は乳歯が白に近く、永久歯が黄色味を帯びています
大きさは、乳歯の方が全般に永久歯よりひとまわり小さいです
乳歯のうちから大切にケアする必要があります。お子様の定期検診時にはフッ素塗布も行っていますので是非検診にいらしてください🦷