より安心して歯科治療を受けていただくための無痛治療のご案内🌻
今日は、静脈内鎮静法についてのお話です。
当医院では、治療時の痛みに対する恐怖心のある方でも、より安心して治療を受けていただくために、『無痛歯科治療』を取り入れた診療を行っています。
その中でも、手術などの痛みが伴う治療の恐怖心を和らげるものとして、患者様に満足度が高い『静脈内鎮静法』があります。
『静脈内鎮静法』とは、点滴により精神安定を数種類組み合わせて腕の静脈に投与し、麻酔をかける方法です。
麻酔が効いてくると、意識はありますがほとんど眠っているような状態になり、治療にともなう不快な痛みや音などがあまり気にならない状態の中で歯科治療を受けていただけます。
※鎮痛効果は不完全なので痛みを伴う治療には局所麻酔を行います。
この麻酔法は、患者様の心拍や血圧などのデータをリアルタイムで把握しながら治療を進めます。
そのため、万が一患者様に急な状態の変化が起きても、迅速かつ適切な対応が可能となります。
使用する薬剤は身体に対し有害な作用はなく、極めて安全なものを使用しています。また、全身麻酔とは違い問いかけには反応でき、体の防御反射も保たれているので、安全性は高いです。
●静脈内鎮静法の効果
点滴から薬を投与するとリラックスした状態になり、1~2分以内で眠くなり寝てしまいます。
そのため、治療にともなう不快な痛みや音などがあまり気にならない状態の中で治療を受けられます。
術後は、眠けやふらつきがありますので車の運転は控えていただきます。
以下の症状がある方には静脈内鎮静法をお勧めします
☆歯科治療が本当に嫌いな方や、歯科治療中に具合の悪くなる方(歯科恐怖症)
☆お口の中の手術を受ける方(インプラント・親知らずの抜歯・歯周病の手術など)
☆短期間で早く治療を終わらせたい方
☆お口の中に物が入ると『オエッ」となる嘔吐反射の強い方
・・・など
●静脈内鎮静法を受けられる患者様へ
静脈内鎮静法とは、鎮静薬の点滴をすることにより、歯科治療中に感じる不安や緊張をやわらげてリラックスした状態で手術を受ける事が出来る優れた麻酔法です。
鎮静薬の効果によってお風呂に入っているときのような気持の良い感じ、あるいは布団の中でウトウトしているような感じになっていただく事で、治療にともなう痛みや不快な音などがあまり気にならない状態になります。
Q1、どのくらいで家へ帰れるのですか?
A、この麻酔法に使う薬は体から出ていくのが早い薬です。
麻酔が終わってから15分から30分くらい休んでいただければ帰宅できます。
ただし、しばらくの間は眠気やふらつきが残る事があります。この為、ご本人による車・自転車の運転はできません。
Q2、体に悪くないですか?
A、気分が落ち着くことで血圧や脈拍数が安定するので、高血圧や狭心症などの循環器系疾患の既往がある方にも安全に手術を受けて頂けます。
鎮静法を受ける際には安全のためにいくつかお守りいただく事があります。
①満腹で鎮静法を受けると嘔吐物を誤滅する可能性があります。
これを防ぐため、食べ物 AM 手術予定なら前日の夕食24時まで(当日の朝7時頃軽めの朝食なら可)
PM 手術予定なら当日の4時間前まで
飲み物 手術当日の2時間前まで
お水、スポーツドリンクなどをお飲み頂き、コーヒー、お茶(紅茶、ウーロン茶)等は利尿作用があるのでお避けください。
②腕に血圧計を巻き点滴をしますのでがまくりやすい楽な服装で来院してください。
③指先にモニターを装着しますので、最低一本の指はネイルをお外しください。(手:人差し指)
④当日は、かかとの高い靴はお避けください。
⑤全身疾患のある方は事前にご相談ください。
これらの事が守られなかった場合には鎮静法を行えない可能性がありますので注意ください。
気になる方はお気軽にドクター・スタッフまでご相談下さい。
歯の神経の役割🦷
歯の構造と神経
歯に虫歯ができると痛みを感じます。
これは歯の中の歯髄(しずい)と呼ばれる部分に、神経が通っているからです。歯髄には神経の他に血管が通っており、歯に栄養を与えたり、酸素を運んだり、免疫などの防御反応を伝達するなど重要な役割があります。
※歯の神経は、エナメル質と象牙質におおわれており、通常は問題になることはありません。
歯の神経がなくなると
歯の神経がなくなると痛みは感じなくなります。
しかし、歯の神経を取り除くということは、血管を含め歯随全体を取り除くことを意味しています。
そのため、力がな神経を取り除いた歯は、血が通わなくなり栄養などが届かず、やがて歯本来の抵抗くなり、枯れた木の枝のようにもろく欠けやすくなります。
また、再び虫歯になっても、それを伝えるセンサーを失っているため、虫歯の発見が遅れてしまいます。
神経の治療が必要な場合とは
神経にまで虫歯が進行したり、外傷により神経が傷ついている時には、やがて神経が痛んで化膿し、場合によっては顔が腫れたり、菌が全身にまわり熱が出ることがあります。
この被害を食い止めるために、歯の神経を取り除く治療が必要となります。神経の治療は、痛んだ神経を取り除き、消毒をおこない、ばい菌が入らないよう歯の根に防腐剤を詰め密閉する処置を行います。
神経の治療の後は、被せ物(クラウン)を作ります。
歯の神経はとても大切です。
虫歯が進行する前に予防・治療をしましょう。
🌻ひまわり歯科クリニック🌻
正しい歯の磨き方について
皆さん歯磨きはされていると思いますが、正しい歯の磨き方をご存じですか?きちんと磨いているつもりでも意外と磨けていなかったり、あまり考えずに磨いているという方は多いのではないでしょうか?
今回は毎日している歯磨きについてお伝えしたいと思います!
正しい歯の磨き方とは
正しい歯の磨き方のポイントです。ご自身の歯磨きと比べてみてくださいね。
1.握り方
鉛筆を持つように握る持ち方で、あまり強く磨かず歯ブラシの毛先が広がらないくらいにやさしく磨く。ごしごしと力を入れる必要はありません。
2.磨き方
歯ブラシは小刻みに小さく動かして1本ずつ丁寧に磨いてください。奥歯は磨きにくいですがスペースを作りながらきちんと丁寧に磨きます。
3.歯ぐきと歯の境目も磨く
歯の表面を磨く際に歯ぐきも磨きましょう。歯だけで歯ぐきを磨いていない方もいらっしゃるのではないでしょうか?歯ぐきが健康な方は、ハブラシを直角にあてます。歯ぐきが弱っている方など歯周病対策には45度の角度であてる方法がおすすめです。
歯の裏側も忘れずに磨く。
ブラシを歯に対して少し斜めに入れ、前後に小さく動かします。利き手側の奥歯の裏側はみがき残しが多くなるので注意が必要です。前歯は歯ブラシを縦にしてブラシの角の部分を使って磨きます。プラークと唾液中のカルシウムが結びついて歯石が付きやすいのでしっかりと磨きましょう。
5.歯ブラシの時間について
歯の数は通常28本、親知らずを含めると最大32本あります。汚れを落とすには1本の歯を1カ所につき10回から20回のブラッシングが必要と言われています。歯の表裏、噛む面を磨くと考えると最低3分以上の時間が必要となります。
6.フロスを使う
ブラシングだけでフロスを使っていないという方も多いのではないでしょうか。歯ブラシでのブラッシングの後に、デンタルフロスを使うと、歯垢(プラーク)の除去率が約1.5倍になるといわれています。デンタルフロスで、歯と歯の間の歯垢(プラーク)もしっかりかき出しましょう。毎回は難しくても最低1日に1回は使用してみることをお勧めします。
歯ブラシの選び方
1.ヘッドの大きさ
ブラシの大きさは、上の前歯2本くらいの大きさが目安です。特に奥歯をしっかりみがきたい方には、奥まで届くように小さいものがオススメです。
2.硬さ
歯ぐきが健康な方は、「ふつう」がオススメです。歯ぐきから出血しやすい人や歯磨きで痛く感じる人は、「やわらかめ」がオススメです。
交換時期
ハブラシは使っているうちに徐々に毛先が拡がってしまったりコシが無くなってきます。毛先が広がってしまうとうまく歯に歯ブラシが当たらず綺麗に磨けないので、一ヶ月を目安に交換しましょう。
歯磨き粉の選び方
虫歯予防にはフッ素が配合されている歯磨き粉が効果的です。歯垢(プラーク)の除去だけでなく、再石灰化により、酸で溶けた成分を歯に戻して修復してくれます。酸の抑制や細菌の活動を抑える働きがあるので、歯磨きを面倒くさがりなお子様にもおすすめです。
研磨剤について
市販されている大人の歯磨き粉には、ステインや着色を除去する効果のある研磨剤が含まれているものが多いです。歯磨きだけでは落としきれない汚れを取り除いてくれる というメリットがある反面、研磨剤が多く配合されているものを使い続けると少しずつ歯の表面のエナメル質が削られ細かい傷がついていき、歯に着色や汚れなどがつきやすくなります。
着色汚れや歯の汚れが気になるからといって研磨剤入りの歯磨き粉でゴシゴシ磨いて汚れを落とすよりも、歯科医院でプロの手によって綺麗にしてもらう方が歯を傷つけずに綺麗な状態を保つことができます。
歯ブラシが正しくできないと歯垢や歯石が排除できず細菌がどんどん増殖して拡大していきます。特に歯や歯肉の奥に侵入すると、深刻な虫歯や歯周病を引き起こしますし、最近では全身にその悪影響が及び健康を害するといわれています。普段の歯磨きでは取れない汚れを歯医者ではスケーラーという器具を使って除去することが可能です。歯垢の除去や歯面の汚れは、ペーストと回転式器具を使って除去と研磨をして汚れが取り除くだけでなく、再度付着しにくくなります。3ヶ月から4ヶ月を目安に定期的に歯医者さんでの定期検診を受けることをお勧めします。
歯の磨き方や歯ブラシ、歯磨き粉の選び方などもお気軽にご相談ください。皆様のご来院お待ちしています!
歯ぎしり・食いしばり
今日は、歯ぎしり・食いしばりについてのお話です。
歯ぎしりや食いしばりは決して特異なことではなく、だれもがしている一種のくせと考えてよいでしょう。
しかし、ひどくなると時に次のような問題を起こします。
●歯ぎしりや食いしばりが起こす全身への影響
これらの症状すべてが歯ぎしり・食いしばりが原因というわけではありませんが、無用な悪い癖はなくしておいたほうがよいでしょう。
●まずは日中の気づきから
仕事中や勉強中など、何かに夢中になっているとき、ふと気が付くとしっかりかみしめている、あるいは舌を吸いつけていることはありませんか?
そんな時は肩を上下させ、首から上の力を思い切り抜いて、頬の力を抜き、歯をかみ合わせないようにします。
●寝ているときのコントロール
- ①枕を低くしましょう
後頭の一番出っ張ったところより首の付け根近くに枕を置きます。
そうすることで、口が開きやすくなり噛みしめを起こしにくくします。 - ②布団に入ったら何も考えないようにしましょう
布団の中は眠るだけのところと決めてください。
もしどうしても考えることがあれば一度布団から出て考えるようにしましょう。 - ③眠る前のトレーニング
- まず思い切り噛みしめる。1~
2秒後にフッと顎の力を一度に全部抜く。 - 息を吸いながら思い切り大きな口を開け、
ガクンと一気に脱力すると同時に息を吐く。 - 肩→胸→腹→太ももの順に、力を入れる→脱力を行う。
全身の力が抜けた状態でぐっすり眠る。
- ・アゴに痛みや疲れを感じる人(顎関節症)
- ・アゴから「カクカク」と音がする人
- ・寝てる間に、歯ぎしり・くいしばりをする人
- ・肩こりや頭痛のある人に有効な場合もあります。
◇マウスピースの効果
マウスピースをお口の中に装着することにより、アゴの関節に加わる力を軽減したり、かみ合わせを正しい位置に誘導していきます。
これにより、口の周りの筋肉の調和がとれ、あご、顔面、全身の安定を図ります。
◇マウスピースの使用法
自分でマウスピースを装着し、基本的に毎日、就寝時にはめて使用します。
※昼間もくいしばってしまう方は昼も使用します。
●マウスピースができるまで
お気軽にドクター・スタッフまでご相談ください🌻
スウェーデンの歯ブラシ クラプロックス🦷
クラプロックスについてご紹介します!
~特徴~
一般的な歯ブラシの毛量は500~800本ですがクラプロックスは1560~7600本の高密度のため
プラークをしっかり落とすことができます!
CURAPROXに使用しているCuren®繊維は、ナイロンより柔らかいながらも弾性があります
そのため、僅かな力でブラシが凹凸面にも自然に行き届き、ブラッシングによる歯肉へのダメージを軽減します
ハンドルは8角形になっており、把持すれば自然に歯頸部に対して45度になり効果的なブラッシングができます
さらに一般的な歯ブラシの使用期間は1ヶ月とされていますが、クラプロックスの歯ブラシは約3ヶ月ご使用いただけます
カラーも豊富にあるので家族で色分けしたり、他人の歯ブラシと間違う心配もありません
ひまわり歯科ではクラプロックスを導入予定です!
クリーニングとホワイトニングはどう違う?
皆さんこんにちは、ひまわり歯科クリニックです🌻🌻
新年あけましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いいたします!
今日は歯のクリーニング(PMTC)とホワイトニングの違いについてお話ししたいと思います😊
クリーニング
クリーニングは歯周組織が健康な状態において、歯石、歯垢、飲食物などの外因性のステインをPMTCによって物理的に除去する方法です。
歯の表面の着色を取り除くことで歯は本来の輝きを取り戻しますが、歯そのものの色調は変わりません。
永久歯に観察される着色の多くは外因性であり、その発現頻度も内因性よりも多いとされていますので、多くの患者さんに有効です。
外因性の着色因子は、お茶、コーヒー、ワインなどに含まれるタンニン、食物成分、タバコなどの 好品、口腔細菌産生色素などがあります。
ホワイトニング後に歯の白さを保つためには、飲食物や 好品への注意だけではなく、3~6か月おきの定期的なクリーニングが必要となります。
→
👆お茶やコーヒーなどによる着色汚れ
ホワイトニング
ホワイトニングは化学的に薬剤を作用させて、歯の内因性の着色因子を分解し、歯の明度(透明感)を上げ、
彩度を0に近づけることによって白くする方法です。
内因性の着色因子はテトラサイクリンなどの薬剤、う蝕、全身性疾患などが原因として挙げられます。
これらによる着色をクリーニングのみで取り除くことはできないので、多くはホワイトニングの適応になります。
歯の表面の外因性のステインは再度歯の表面に付くので、定期的にクリーニングを受けることが必要になりますが、
ホワイトニングで一度白くなった歯は、完全にもとの色に戻ることはありません。
再び歯が着色した場合は、再度ホワイトニングを行うタッチアップホワイトニングが必要です。
当院では3か月に一度クリーニングをすることをおすすめしています。
また、PMTCやホワイトニングもございます。
気になる方はぜひご相談ください!
🌻ひまわり歯科クリニック🌻
ボツリヌストキシン治療のお話。~歯ぎしり・食いしばり・顎関節症でお悩みの方へ~
ボツリヌストキシン治療で症状改善
🦷歯ぎしり🦷
歯をギリギリと擦り合わせたり、歯を噛みしめる動作を【歯ぎしり】といい、別名ブラキシズム(口腔内悪習慣)と呼ばれています。歯ぎしりは、ほとんどの人にみられる癖でもあり、自分ではなかなか気づきにくいものです。問題のある歯ぎしりを放置するとさまざまな障害に発展する可能性もあります。
ブラキシズムのタイプは主に3タイプがあります。
①グラインディング
上下の歯をギリギリと擦り合わせます。
②クレンチング
上下の歯を強くかみしめます。
③タッピング
上下の歯をカチカチと打ち鳴らします。
🦷強いくいしばり🦷
上下の歯が接触した状態でさらに強く噛み合わせることをいいます。長期にわたってその状態が続くと、顎や顔の変形に繋がりやすくなるだけでなく、顎関節症や知覚過敏などへと進行する可能性が高まります。
ボツリヌスを注入することによって咬筋を徐々に小さくし、くいしばりによってかかる力を軽減します。
🦷ガミースマイル🦷
笑うと歯ぐき部分が大きく見えすぎてしまう状態をいいます。様々な要因が考えられますが、多くみられる原因のひとつには上唇周りの筋肉の力が強すぎることで、上唇が過度に引き上げられ歯茎が露出しやすくなるものがあります。ポツリヌスを注入することによって過剰な筋肉を弱め、歯茎の露出を軽減することができます。
🦷顎関節症🦷
口を開け閉めする際にカクカクと音がするようになったり、口が大きく開かなくなるなどといった障害が起こります。顎の関節部や下顎の筋肉(咀嚼筋)に過度な負担がかかるようになってしまうと痛みを感じるようになります。
ボツリヌスを注入することによって筋肉部の緊張を和らげ、痛みの緩和を目指します。
💉歯科でのボツリヌストキシン治療とは🏥
●注射によって過剰な筋肉の働きを和らげる治療。
●咬む力を調整することにより噛む力が原因で起こる様々な症状が改善されます。
【効果】
●注射後、通常2~3日後から現れ、3~6っカ月間効果が持続します。
●状況によって、繰り返し治療が必要になる場合もあります。
●定期的な治療により、投与間隔が伸びることもあります。
【施術時間】
●10分~15分程度です。
※国内の承認医薬品等の有無について:国内では歯科領域で厚生労働省認可を取得しているボツリヌストキシン製剤はありません。
※諸外国における安全性等に関わる情報:当院で使用している薬剤は眉間に対して韓国MFDSの認可を受けています。
※入手経路:医師等の個人輸入。予見できない重大な健康被害等は報告されておりません。
~~Q&A~~
Q1 副作用はありますか?
A1 内出血の可能性はありますが、化粧で隠せる程度です。
注射部位の痛み、重い感じ、違和感を感じる場合があります。
Q2 治療を受けられない人はいますか?
A2 次の方は治療を受けられません。
妊娠または妊娠している可能性のある方、授乳中の方。
全身性の筋肉の病気(重症筋無力症、ランバート・イートン症候群、筋萎縮性側索硬化症など)の 方。
Q3 ダウンタイムはありまあすか?
A3 ありません。すぐに日常生活に戻っていただけます。
Q4 注意点はありますか?
A4 注射当日は、注射部位を揉んだりこすったりしないで下さい。
投与中および最終投与後2回の月経を経るまでは避妊して下さい。男性は3か月避妊して下さい。
Q5 どのような薬剤を使っていますか?
Q5 当院では、液体型ボツリヌストキシン製剤を使用しています。本製品は日本未承認品のため海外メーカーより輸入して使用致します。
こんな症状でお悩みではありますか?
□ 肩こり・頭痛
□ 歯に亀裂が入る
□ エラ(咬筋)のハリが気になる
□ マウスピースや詰め物が割れる
□ 顎のズレ(顎関節症)
□ 歯周病の進行
□ 歯がよくしみる
□ 笑った時の歯茎が気になる(ガミースマイル)
□ 噛むと歯が痛い
上の項目で1つでも当てはまる方は、ボツリヌストキシン治療で症状改善できる可能性があります。
詳しくはスタッフまでお気軽にご相談ください。
🌻ひまわり歯科クリニック🌻
ムシ歯はどうしてできるの?
今日はムシ歯とムシ歯予防についてのお話です。
ムシ歯のはじまりと唾液の働き
●ムシ歯はどうしてできるの?
お口の中の歯垢(プラーク)の中にいるムシ歯菌が、食べ物から栄養をとり、糖を分解して酸を作ります。
この酸によって歯の表面からミネラル成分(カルシウム・リン)が溶け出します。これがムシ歯のはじまりです。
歯垢=プラーク
歯垢とは、食べかすや歯の垢(あか)ではなく、ネバネバした細菌の塊です。
歯垢の中にはムシ歯菌がいっぱい!
歯垢の中では、ムシ歯菌が酸を作って、歯の表面を溶かしはじめています!
●唾液が歯を守っています
唾液には、酸を中和する働きや、酸によって溶かされたミネラル成分を元にもどす働きがあります。
この働きが、溶かされる成分量に追いつかないと、ムシ歯になってしまうのです。
食事は規則正しく決まった時間に
食事やおやつをとるたびに、お口の中は数分で酸性になり、歯の表面のミネラル成分が溶かされ始めます(脱灰)。
40分程時間がたつと、唾液の働きによりお口の中が中性に戻り、溶かされた歯の成分がもとに戻されます(再石灰化)。
しかし、お菓子やジュースなどをちょこちょこ食べいていると、お口の中が常に酸性になり、ムシ歯になりやすくなります。
間食はできるだけ控えて、歯が再石灰化する時期を確保しましょう。
▲唾液が歯を再石灰化する時間がしっかり確保されています。
酸性になっている時間が少ないので、歯が溶ける時間も少なくムシ歯になりにくい状態です。
▲唾液が歯を再石灰化する時間がとれないので、ムシ歯になりやすい状態です。
もちろん、きちんとした歯磨きも大切です。食事のあとは、しっかり歯を磨きましょう!!
フッ素とシーラントでムシ歯予防
●フッ素の働きと使用法
フッ素には大きく3つの働きがあります。この働きによりムシ歯予防に効果を発揮します。
歯を強くする 再石灰化を促進する ムシ歯菌を抑制する
フッ素が歯に取り込まれ、 自然治癒が可能な初期のムシ歯では、 フッ素が歯垢(プラーク)に入り、
ムシ歯に強い(溶けにくい) 治癒を助けることができます。 歯を溶かす酸が作られるのをおさえます。
歯を作ります。
歯科医院でおこなうもの
フッ素塗布
●家庭用のものより高濃度のフッ素を使用
●歯の生え始めに行うのが効果的
●3~6か月ごとに定期的に行います
家庭で使用するもの
フッ素洗口
●1日1回 30~60秒ブクブクうがいをします
●特に寝る前に行うのが効果的
注意※うがいができるようになってから
フッ素配合歯磨き剤
●毎日の歯磨きで使用するフッ素入り歯磨き粉と、歯磨き後に使用するフッ素ジェルがあります
●特に歯科専用のものがおすすめです
歯医者さんでの定期検診もとても大切です。定期的に歯医者さんで検診を受けましょう!
口が開けにくい、あごが痛い等の症状のある方へ
顎関節症とは
顎関節症とは口が開けにくい、口を開けると痛い、あごで音がする、噛む際の不快感、頭痛、顔面痛などの症状のある顎やあごの筋肉の疾患です。当院でも顎の痛みや口が開きにくいなどの症状で来院される方も多くいらっしゃいます。
顎関節症は一生のうちに半数の人が経験するとも言われており、多くの人が一度は経験している病気と言われています。
原因としては、咬み合わせや歯並びが悪い、歯ぎしり、関節の損傷、ストレス、関節周囲の炎症などが考えられます。診断と治療には、歯科医師や顎関節専門医の協力が必要です。治療法には、理学療法、口腔治療、マウスピースの使用などありますが場合によっては手術などが含まれます。個々の症状に基づいて、適切なアプローチが選択されます。
どのような検査がありますか?
顎関節症の診断は様々な検査があります。以下の検査を通じて顎関節症の可能性を評価していきます。
- 1.症状の詳細な調査
どのような顎の痛みがあるか、クリッキング音、顔面の症状など、患者の症状を注意深く尋ねます。
2. 口腔検査
口内の構造や咬み合わせに関する詳細な検査を行います。歯の状態や咬み合わせに問題がないかを確認します。
3. 動作試験
口を開け閉めしたり、顎を動かす際の制限や異常を確認します。また、顎の関節周りの触診も行います。
4.画像診断
X線やMRIなど画像診断を行い、顎関節の構造や異常を詳細に調べることがあります。
5. 病歴の収集
過去の歯科治療や外傷、歯ぎしりの有無、ストレスの程度など、患者の病歴を詳しく調査します。
これらの評価を通じて、医師は顎関節症の診断を確定し、適切な治療計画を立ていきます。
どのような治療法がありますか?
顎関節症の治療法は症状や原因によって異なりますが、一般的なアプローチには以下のようなものがあります:
1. 理学療法
電気を流したり、マッサージなどで筋肉をほぐして血流を改善し、痛みを軽減します。これにより、顎の運動や筋肉のバランスが改善されることがあります。
2. 薬物療法
非ステロイド性抗炎症薬や筋弛緩剤が処方し顎の炎症や痛みを和らげます。
3. スプリント療法
スプリント療法とは、マウスピースを使用した方法です。マウスピースを装着して、顎関節をリラックスさせた状態にします。歯ぎしりや咬み合わせの問題を緩和することが期待されます。
- 心身医学療法
ストレスによって食いしばりなどが生じ、顎に負担がかかる場合があります。その場合、リラクセーション法やストレス軽減の方法が勧められることがあります。
5.リハビリ療法
ずれてしまった関節円板を元に戻すようなマッサージを行ったり、顎周りの筋肉をほぐすストレッチなどを行い、口を開けられる量を増やしたりします。
- 手術
一部の重度の顎関節症に対しては手術が検討されることがありますが、手術は最終手段として考えられています。他の治療法が効果的でない場合に検討されます。
治療法は患者の症状と状態によって異なるため、専門医の指導のもとで適切な治療計画が組まれるべきです。
顎関節症は何科で診療してもらえる?
顎関節症を放っておくと顎や顎の動きに異常を感じるだけではなく頭痛や肩こり、耳鳴りなど症状が全身に及ぶ場合があります。耳鳴りや耳の痛みで耳鼻科に行かれる方も多くいらっしゃるようですが顎関節症は歯科、口腔外科で診療可能です。
日常生活でも顎の関節や筋肉に負担をかける行為(歯を食いしばる、猫背などの悪い姿勢、常にガムを噛む、ストレス、頬杖、うつぶせ寝)など気を付けることも重要です。
顎に負担をかけない生活を心がけたり、顎や頬の筋肉をほぐすマッサージなどご自身で出来る対策で改善するようなら良いですが、症状が持続する場合や悪化する場合は、歯科医師や口腔外科医に相談することが重要です。
気になる方は一度診療されることをお勧めします。
歯周病の仕組み
歯周病ってそもそもどんな病気?
歯は骨に支えられている!?
普段の口腔内ケアでは落としきれなかった食べかすや、それを餌として繁殖する細菌の塊、
お口の中の常在菌など、歯と歯の間や、歯茎との境目、歯茎の中に「歯垢」として溜まり
日にちをかけて固まり、「歯石」になっていきます💀
歯は歯茎の中にある骨に支えられて固定されているのに
歯石が溜まったまま放置していると
歯石にいる細菌が悪さをして骨を分解し、支えていた骨の減少によって
歯が揺れてきてしまい、残すことが難しくなり、〖抜歯〗になってしまうのです🦴🔧
なんで抜かなきゃいけないの?
歯石がべったりついていたせいで骨の分解が進んでしまうと
歯が揺れてきてしまい、『食いしばる』『咀嚼する』など、歯本来の機能が稼働しないのとともに
隣接している歯を支えていた骨まで分解されてしまい
多くの歯を残せる可能性が下がってしまうため、『抜く治療』を進めていくためです。
守るためにはどうしたら・・・
歯石になってしまうと、歯ブラシやフロスなどホームケアの道具では除去することができません⚠️
歯科に来ていただき、超音波の道具などを使い歯茎の中に溜まってしまった歯石を除去してあげることが必要です🦷✨
歯科に定期的に通って歯茎の中の歯石を除去し
歯石が溜まってしまわないよう、お家でのケアを頑張っていただき
8020を目指して1本でも多くの歯を守っていければと思います👵👴