食と健康
皆さんこんにちは(*’▽’)
どんどん暑くなってきましたね
熱中症で倒れないように水分補給や塩分をいつもよりしっかりとっていきましょう!!!
今回は食と健康について紹介していきたいと思います☆
虫歯と食の関係
かつて幼稚園や小学校での歯科検診は大変でした。あまりにも乳歯の虫歯が多かったためです。でも、現在乳歯の虫歯は激減しました。だからこそ見えてきた問題があります。
幼稚園や保育所で歯科検診をしながら、順番に並んでる子ども達を見ていると、中に小柄で顔色が悪い子がいます。どうしてだろうと思いながら口の中を見ると、虫歯で歯がボロボロでした。虫歯がひどくて食べることができないことが体格や顔色に表れているのです。これは、口の中を見ている者でないとわかりません。きっと幼稚園の先生は、顔色の悪さや体格を個人差と捉えているのでしょう。
3歳前から虫歯がひどい子は、やはり体が小さい子が多いです。そんな子は小学校入学後急に体格が良くなることはありません。
“虫歯が多い3歳児”と“虫歯のない3歳児”の体重を比較した研究があります。虫歯の多い子の平均体重は約15㎏に対し、ない子では17㎏とすでに2㎏の差がついていました。他にも虫歯が多い子ほど貧血傾向があるという研究結果が出ています。
私達の体は食べ物からできています。本来、ヒトにとって異物である食べ物を歯で噛み消化することで体に同化させ消化するのです。食物アレルギーを専門にしている小児科医は、食物アレルギーの一番の予防は“よく噛むこと”と口を揃えて言います。食物アレルギーは、抗原が腸管から侵入することで起こります。もちろん食物アレルギーには、遺伝など様々な要因があります。
ここで卵かけごはんを例に考えてみましょう。子どもは卵かけごはんが好きですが、噛むことなく飲み込んでしまいます。噛まないのでペプシン(胃で働くたんぱく質分解酵素の1つ)が十分にはたらかず、未消化のまま腸管へ流れる可能性が高くなります。もし、腸管に傷でもできれば感作され食物アレルギー発症の原因にもなりなす。
なぜ一口30回噛むの?
食べ物は“一口30回噛みましょう”(カミングサンマル運動)と言いますね。どうせなら50回や100回噛んだ方がいいとおもいませんか?ちゃんと30回噛むことの意味があるのです。
フレッチャー氏の“噛み噛み健康法”
フレッチャー氏は40歳にしては髪の毛が真っ白。身長170㎝で体重は100㎏近く、それに腹囲は150㎝もありました。完全なメタボですね。昔は元気に世界中飛び回っていたのに体調が悪くなる一方で病院で検査を受けたところ、食べ過ぎと運動不足による生活習慣病と言われたそうです。
そんなある日グラッドストーン首相の健康法“一口30回噛むこと“を思い出しました。そればかりでなく次のことを実践しました。
1.本当に空腹感の湧いたときだけ食べる
2.新鮮なものをシンプルに調理して食べる
3.味わいながらゆっくり食べる
続けていくことで健康な頃の状態に戻ってくることを自覚しました。フレッチャー氏はこれをきっかけに世界中で“噛み噛み健康法”を説いて周りました。この方法で取り戻したのは体調の回復と体重の減少だけではありません。体力がつくと同時に持久力もついてきたのです。
噛み噛み健康法で、栄養吸収力がアップします。よく噛めば完全に消化され同じ量の食物でもより多くの栄養を吸収できるのです。
よく噛むと沢山良いことがありますね!
皆さんも意識して一口30回噛んで健康になりましょう(^^♪
インビザラインとエラスティックについて
こんにちは(^^♪
今回はインビザラインとエラスティックについてご紹介していきます!
上記の写真に「リンガルボタン」と言われる銀色の突起が付いてます。
この銀色の突起は何のために付けたかというと
インビザラインの補助装置でもある「エラスティック」を使用する為です!
銀色のボタンは歯の外側についてますが、とても小さいので頬や唇に当たる心配は全くありません。
奥歯にだけついているので見た目が気になる事もあいません。
また、このボタンは多少歯ブラシでゴシゴシしても外れないくらい丈夫です!
だからといってゴシゴシしすぎるのはおやめ下さい( ;∀;)優しく磨いて下さいね♪
インビザライン自体にもエラスティックゴムをかける切れ込みがあるので
ボタンとインビザラインにエラスティックゴムをかけます。(下記写真↓)
この写真をみると上下前歯が噛み合ってなく少し前歯に隙間があるのが分かると思います。
エラスティックゴムをかけた事によって、この上下の隙間を無くしてくれる働きがあります。
エラスティックゴムはインビザラインによる歯の動きを助けたり、反作用の力を抑える効果があります。
喋ると少しゴムに引っ張られる感じがありますが、特に気にならないです。
お水も普段通りお飲み頂けます(^^)/
ゴムはとっても小さく下記写真の袋に沢山入っています。
ゴムの大きさも種類があります(下記写真)のでご自身にあったサイズのゴムをお渡しします(^^)/
ゴムの着脱は下記写真の緑色のエラスティックホルダーをお使い頂くと簡単です!
先端に引っ掛けるところがあるのでそこにゴムをかけます。
慣れると手でも出来るようになります(^^)
詳しくは直接スタッフがお教えしますのでご安心ください!
エラスティックゴムは寝るときだけでなく普段も出来るだけ付けていてもらいたく、
ごはんを食べるとき以外はなるべく外さないで頂きたいです。
忘れず継続することで早く歯を動かしてくれますので頑張りましょう(*’ω’*)★☆
顎関節症
皆さんこんにちは(*’▽’)
新型コロナウイルスもだいぶ落ち着いてきましたね!
もう一息です、頑張りましょう!!!
今日は顎関節症について紹介します。
「顎関節症」という病気知っていますか?
顎関節症とは、顎関節やその周辺の筋肉などに問題が起きる病気の総称で、症状としては口が開かない、開きにくい、また音がしたり顎を動かすと痛みがでるなどがあります。時々音がする程度であればしいて治療する必要はありませんが口が開かないなどの機能障害や、つらい痛みがある場合は治療の対象となります。
顎関節症は『かみ合わせが悪い』『肩こり、腰痛、頭痛などの体調不良に関係が深い』というような取り上げられ方が盛んに行われていた時期があり、現在でもとても怖い病気だと思われている方が多いようです。しかし顎関節症は本来、大事にしているのに悪化していく悪性の病気ではありません。様々な原因により加わっている顎への負担を取り除けば、多くの場合スムーズに治っていきます。
東京都内の就労者へのクリーニング調査では、男性で15.5%、女性で24.5%に顎関節症の疑いがあったという驚きのデータがあり忙しく働いている若い世代に多い傾向が指摘されています。口を長く開けているのが不安だという患者さんには配慮させて頂きますのでお申し出ください。
顎関節症には4つのタイプがある
1.関節円板のトラブル
関節円板のズレによって起きる。異音、口が開けにくいなどの症状の他、強い痛みを伴うことも。歯科医院による初期治療(スプリントの作成、自宅で出来る顎のストレッチ、食事や生活上の注意点など)により痛みが軽減することが多いが、痛みが強かったり症状が長引く場合は専門医へ。
2.筋肉のトラブル
咀嚼筋などの筋肉疲労による筋肉痛がきっかけ。慢性化する場合もあり、原因についてもまだ謎な部分が多い。口を開け閉めしたり筋肉を触ると痛む。初期治療と生活指導をうけ、リラックスを心がけよう。
3.骨変形のトラブル
下顎頭の変形や顎関節の周辺の組織の炎症の損傷のために起き、症状は軽度のものから重度のものまで幅がある。顎関節への負担を取り除くことによって顎関節が動くようになると、専門医の治療を受けずに治るケースもある。
4.靭帯や関節包のトラブル
顎関節の周囲のある靭帯などが肉離れや捻挫を起こして痛む。硬い食べ物を避けるなどして大事にしていると、通常は自然に回復する。
クセや習慣を見直そう!!!
1.背筋を伸ばそう
2.上下の歯を離そう 一日上下の歯が触れるのは食事を含めても20分程度です(^^)
3.睡眠を充分とろう
4.頬杖をやめよう
5.電話の肩ばさみをやめよう
6.仕事の合間に休憩しよう
7.硬い食べ物は控えて
8.うつ伏せで読書しない
顎関節症を発症、増悪させる原因を減らすために日常生活で何気なく行っているクセや習慣を見直していきましょう。気づいて改善していくと症状がグッとらくになります。
ぜひお試しください☆!
噛むメカニズム
こんにちは
だいぶ気温が上がって暑くなってきましたね。
マスクをしていると熱がこもって熱中症になりやすくなるので水分補給はこまめにするようにしましょう(^O^)
さて今回は唇や頬、唾液の役割についてお伝えしようと思います!
唇の役割
私たちは食事の際適量を噛みきり、口の中に入れます。この動作の主役は「前歯」ですが、実はあんパンのような固形食物であれば問題ないかもしれませんが、スイカのような固形+水分が含まれた食物は噛み切った時に、口の中から水分をこぼさない為の唇が必要です。
上の唇を「じょうしん」、下の唇を「かしん」と呼びます。
唇はどこですか?と、聞かれれば多くの人は赤い部分と答えるかもしれません。しかしこれは間違えです。赤い部分を「赤唇」と呼びます。血液が透けてみえるので赤くなっているのです。貧血の時に赤みがなくなるのはそのためです。
では、どこが唇かというと鼻唇溝より下、頤唇溝より上のことを指します。
唇は身体の表面積から考える歯と、極めて狭い領域と言えます。しかしながら、唇からの情報量は膨大です。事実受け取る側の脳における表面積の広さが物語っています。食物を噛み切る瞬間、多くの情報が脳に伝達されこれまでの記憶を呼び起こしながら咄嗟の判断で決めているのです。
頬の役割
表上筋の役割
上唇、下唇の中には口輪筋という筋肉が走行しています。人の顔は泣いたり、笑ったりする表情を表現できます。表情筋という名の由来です。目の周りの眼輪筋や鼻にあるいくつかの筋は除き、唇周辺の表情筋は最も重要な働きがあります。それはミルクを飲むという働きです。哺乳類である我々は生後ミルクをのむ必要があります。乳首からみるくを吸いだしこぼすことなく飲めるのは唇の機能すなわち表上筋なのです。
これらのことから唇と表情筋が協調して機能を発揮しています。
噛むとき飲むときに大きく収縮し、口元を締めています。すなわち咀嚼機能を担う頬のおかげで私たちはおいしく食事ができるようになったといえます。
唾液ってすごい!
口の中には唾液が出る場所が無数にあり、唾液は口腔のさまざまな役割に欠かすことができません。舌、口唇、頬の動きを滑らかにしてくれるのが唾液です。また、食事の際かみ砕いたものに混ざるのが唾液で結果的に食物が飲み込みやすい食塊に作り替えられます。
口腔は消化官と繋がっています
美味しいものを想像しただけで匂いをかがなくても唾液はでてきます。これは人が進化の過程で獲得した重要な機能で実はこの時胃液などの分解も始まります。すなわち食物を食べると同時に消火気の活動も始まるのです。このことから口腔は消化官の一部であることがわかります。
噛むをコントロールしているものは歯だけではなく口唇、頬、舌等多くの組織の共同作業でその作業は口腔という空間で利用して行われ効率よく唾液を混ぜ込んでいくという極めて複雑な作業であることがお分かりいただけたと思います。
皆さんあまり意識しないで自動的に食物をかみ飲み込んでいると思いますが、たくさん噛むことで唾液がたくさん出て消化を手助けしてくれます。
噛むことを意識して食事してみてください(*’ω’*)
上質なかぶせ物*ジルコニア*
皆さんこんにちは(*^_^*)
今日はジルコニアクラウンというかぶせ物についてお伝えしようと思います。
ジルコニアとは?
酸化ジルコニウムといい、化学式ではZrO2と表記されます。
セラミックの中でも、強度が非常に高く、刃物に使用されることもあります。
また、衝撃に対する耐久性も強く、人工のダイアモンドともいわれています。
日本では、2005年に厚生労働省が初めて歯科分野において販売許可を取得しており、比較的新しいセラミックの素材です。
ジルコニアの利点!
1、金属よりも硬く強度があります。
2、光の浸透圧が高いため、透明感のある審美的に優れた歯を作れます。
3、強度を補う金属の裏打ちの必要がないため、歯肉が黒ずんで見えない。
4、曲げ強度に優れた、極めて破損しにくいセラミックです。
5、生体親和性が高く、体にやさしい歯科材料です。
6、金属アレルギーを起こさない。
7、耐熱性、耐酸性が極めて高い材料です。
8、ジルコニアはスペースシャトルの断熱保護材や人工関節に約25年前から使われているが、問題が起きていない。
ジルコニアの熱伝導率は、保険で使う材料である金銀パラジウム合金の10%!
熱が物質の中をどれだけよく伝わるかを示すのが「熱電動率」です。
ファインセラミックにはこの伝導率が高く、よく熱を伝える素材と
熱伝導率が低く熱を伝えにくい素材があります。
窒化アルミニウム、炭化ケイ素は特に熱をよく通す素材です。
窒化アルミニウムは、発熱が大きく熱がこもっては困る半導体部品のパッケージなどに使われています。
反対にジルコニアは熱をよくさえぎり、熱伝導率はステンレス部の10分の1の大きさです。
高温になる炉の壁などに用いられています。
当院ではジルコニア修復のために、歯を切削した後にナノシールという、しみ止めを塗布することで
術後の知覚過敏を防いでいます。
ジルコニアのメンテナンス
硬く強度が高いジルコニアでも、歯ぎしりが習慣化されている人ではダメージもあります。
また、歯周病が進み歯茎が衰えてきた場合、人工歯との定着具合が悪くなってくることがあります。
健康な自分の歯を維持することで、ジルコニアの定着を保つことが出来るので、日頃からの虫歯・歯周病予防が大切になります。
定期的な歯科検診を受け、歯の健康状態のチェックやジルコニアの定着具合・破損はないかのこまめなチェックとメンテナンス、また虫歯・歯周病予防に効果的な正しいブラッシングを心がけましょう。
ご報告
こんにちは(^^)/
ひまわり歯科に通院していらっしゃる皆様にお知らせとご報告があります。
この度、大田先生が分院長となりました!!!
詳しくは令和2年5月からとなります!(^^)!
大田先生分院長就任に伴いましてドクターの勤務状況が変更になりました。
大田先生はひまわり歯科に水曜日のみの勤務となりますのでよろしくお願い申し上げます。
乳歯はいつから生える?役割は?
こんにちは(*^_^*)
今回は乳歯についてお話していきます♪
乳歯は生後何カ月ごろから生えてくるもの??
目安は半年過ぎたころ。でも個人差があります。
乳歯は、生後6カ月ごろから生えはじめ、2~3歳までに上下合わせて20本が生えそろいます。
まず初めに生えてくる歯は、“下の前歯”が一般的。
下2本、上2本の順で、前歯が4本そろってから、その上下両どなりが生えてきます。
前歯8本が出そろうと、1歳半ごろから奥歯が生えはじめます。ただし、これはあくまでも目安です。
歯の生える時期や生える順番には個人差があり、6~7カ月のずれなら、まったく心配いりません。
乳歯の生える時期と順番は??
乳歯20本が生え揃うのは、早い子で2歳、ほとんどの子が2歳半から3歳くらいです。
最初に生える乳歯は下の前歯で、生後6、7か月頃から生えてきます。
乳歯の役割は「かむ」だけ??
乳歯は「永久歯の案内役」でもあります。
乳歯も、永久歯と同じように、食べ物をかむことが第一の役割です。しっかりかむことで、発育に必要な栄養分を吸収することができます。
また、かむことはあごの発達を助けるので、将来の歯並びや顔の形にも影響してきます。
この時期は、いろいろな言葉を覚えていく時期でもあるので、正しい発音をするうえでも、乳歯の役割は大きいことがわかります。
さらに、もうひとつの大切な役割が「永久歯が正しく生えるための案内役」であること。
むし歯などで乳歯を抜いてしまった場合、永久歯は生える場所の目印を失って、これが歯並びを悪くする原因になることがあります。
初めての診察は、いつに行くべし??
お子さんの口腔内を守るためにも歯医者に初めて来る時期は「歯が生え始めたら」がベストです!
虫歯に感染するリスクは歯が生え始めたタイミングから発生するため、「ちゃんと生えそろってから行こう」とは思わないようにしてください。
歯が生えそろっていない時期の歯磨きの仕方やケアの仕方は、歯が生えそろった後の歯磨きやケアと異なります。
子どもの歯の健康を守るためにも、なるべく早めの診察を心がけましょう。
口内炎は6種類もある?その症状は??
こんにちは(*^_^*)
今年はコロナの影響でお花見は自粛、、(:_;)
お花見行けないのは悲しいですよね、、(泣)
とてもショックですが感染予防のためですもんね!!!!仕方ない!!!!
さて今回は前回に引き続き口内炎についてもっと詳しくお話していきます!
皆さん口内炎には種類があるのご存知でしたか???
口内炎にはなんと6種類もの種類があるのです(;’∀’)!!
またそれぞれの症状も異なっており、、中々奥が深いのです( ;∀;)!!!
ではその6種類について、各症状についてのご紹介していきます★
口内炎は「6種類」もある!!!
口内炎には次の6つの種類があります。
・アフタ性口内炎
・カタル性口内炎
・ウィルス(ヘルペス)性口内炎
・カンジダ性口内炎
・アレルギー性口内炎
・ニコチン性口内炎
口内炎は、歯ぐき、頬の内側など、口のなかの粘膜に起こる炎症です。小さな口内炎でも痛みは強烈で、食事をするのが辛く、会話はもちろん、口を動かすこともできないことがあります。
ひと口に「口内炎」といっても、その原因によってさまざまな種類があります。それぞれの症状や特徴を理解すると、自分に起こりやすいタイプの予防はもちろん、発症したときには効果的な治療を行うことで、完治までの時間がだいぶ短縮できるでしょう。
「アフタ性口内炎」について
アフタ性口内炎は、もっとも多くの人に見られるタイプです。患部は約2〜10mmの楕円形に、表面は白い膜でおおわれ、浅くえぐれているのが特徴です。頬の内側、唇の裏側、舌の表面や側面、歯ぐきなど粘膜にできやすく、口内に数カ所できることもあります。
約5~6mmまでの大きさのものは「アフタ」と呼ばれ、それ以上のサイズは「潰瘍」と言います。強い痛みと、飲み物や食べ物がしみるといった症状があります。詳しい原因は明らかになっていませんが、疲労、ストレス、栄養不足などによる「免疫の低下」が影響していると考えられています。
アフタ性口内炎ができたら、うがいや食後の歯磨きなど口内を清潔に保つことが大事です。規則正しい生活を心がけ、粘膜の修復に効果的な「ビタミンB2」や「ビタミンB6」を摂取すると治りが早まるでしょう。
「カタル性口内炎」について
カタル性口内炎は、口内の粘膜に、赤い斑点状の炎症、水泡、ひび割れなどの症状が見られます。アフタ性口内炎のように患部との境界が曖昧で、見た目で分かりにくいのが特徴です。痛みはそれほど強くなく、しかし粘りのある唾液が分泌され、強い口臭が起こることがあります。
カタル性口内炎は、入れ歯や矯正器具などの接触、熱い飲み物などによる火傷、子どもの指しゃぶり
といった物理的な刺激が原因で、起こります。熱いもの、酸味や辛みの強い食べ物は控えます。ぬるま湯による頻繁なうがいをおすすめします。入れ歯、義歯、矯正器具が接触するケースが多いときは、歯科医に相談しましょう。
「ウィルス(ヘルペス)性口内炎」について
ウィルス性口内炎は、おもに「単純性ヘルペスウィルス」の感染から発症する口内炎です。そのため、「ヘルペス性口内炎」と呼ばれることがあります。感染症のため、38度前後の高熱を発することがあります。乳幼児(約生後6ヶ月〜3歳)にあらわれやすい口内炎です。大人でも疲労がたまっているなどで、抵抗力が低下していると感染します。
小さな水ぶくれ(水疱)が複数個でき、赤く腫れて強い痛みが起こります。水ぶくれが破れると患部はただれ、そこに腫瘍ができます。歯ぐきや舌が赤く腫れて、口臭が強く出るのが特徴です。飲食が辛いため、特に子どもは脱水症状にならないよう注意しましょう。自然治癒も可能ですが、小児科や内科を受診して、薬物療法による治療が最適です。
「カンジダ性口内炎」について
カンジダ性口内炎は、カンジダと呼ばれる真菌(カビ)が口内で繁殖したことで起こる口内炎です。「口腔カンジダ症」あるいは「モリニア症」とも呼ばれます。粘膜の広い範囲に白い苔のような膜ができるのが特徴です。
白い膜が剥がれると赤く腫れて出血を起こします。舌がしびれて、味覚障害を引き起こすことがあります。抵抗力が弱い体に起こりやすく、乳幼児、妊婦、高齢者、糖尿病患者、がん患者などに見られます。
治療には、抗真菌剤を含んだ薬によるうがいが効果的です。軟膏薬の塗布をすすめられることもあります。抵抗力の低下が影響しているため、栄養バランスのとれた食事を摂るよう心がけます。
「アレルギー性口内炎」について
アレルギー性口内炎は、特定の食物、金属(詰め物などの虫歯治療)、薬(抗生剤など)によるアレルギー反応として、口内の粘膜がただれて起こる口内炎です。口内炎と合わせて「発疹」が出ることがあります。
医療機関でパッチテストを行い、アレルゲンとなる物質を特定することが大事です。アレルギー性口内炎の予防には、アレルゲン反応がでる特定の食べ物を摂取しない(あるいは、摂取を控える)、歯科治療であればアレルギーフリーの素材へ交換することが最善策です。
「ニコチン性口内炎」について
ニコチン性口内炎は、たばこに含まれるニコチンを長期にわたり摂取したことで起こる口内炎です。「口蓋ニコチン性白色角化症」とも呼ばれる症状です。喫煙習慣があり、特にヘビースモーカーの人に見られる口内炎です。
化学物質による刺激で、口内の粘膜(特に上あご)が厚くなり、赤く腫れたあとに白い潰瘍 があらわれます。たばこの煙による「乾燥」や「熱さ」も、口内炎を発症しやすくしています。痛みがあまりないため、自覚症状を感じることはなく、ときどき飲み物や食べ物がしみることがあります。
予防や治療には、たばこの本数を減らすのがいちばんです。
口内炎について
こんにちは!春も近づき段々と暖かくなってきましたね(^^)/
今回は皆さん一度はなった事のあるでしょう口内炎についてお話していきます!!
そもそも口内炎とは頬の内側や歯ぐきなどの口の中や、その周辺の粘膜に起こる炎症の総称です。
口内炎はさまざまな原因によって起こります。どうしてできるのか、予防策、できてしまった時の対処法をご紹介していきます!
♦口内炎の主な原因は?
口の中の傷や刺激
歯が当たったり、歯で口の中や唇を噛んだりすることや酸、アルカリ物質、熱湯の誤飲などが原因となって、口の中の粘膜が傷つき、さらに傷口に細菌が感染して、口内炎を引き起こすことがあります。
ビタミン不足や睡眠不足、免疫力の低下
偏った食生活で、ビタミンが不足すると口内炎、口唇炎を引き起こしやすくなります。中でも、A・B2・B6・ナイアシンの不足が影響すると考えられています。また、睡眠不足やストレスが原因になることもあります。
ウイルスやカビによる感染
ヘルペスや麻疹(ましん)、風疹(ふうしん)などのウイルスや、カンジダなどのカビ菌に感染し、口内炎を引き起こすことがあります。ウイルスによる口内炎は免疫力が弱い子どもに、カビによる口内炎は糖尿病などで体の免疫力が落ちた人に起こりやすいといわれています。
化粧品などの刺激
口紅やリップ、化粧落とし、石鹸や歯磨き粉などの刺激が原因となって唇が赤く腫れ、皮膚がカサカサになることがあります。女性の方は要注意ですね。
口内炎の原因となる主な疾患を持っている
消化器や目など、全身に炎症を起こすベーチェット病は、ほとんどの人に米粒大の白い口内炎(アフタ性口内炎)ができます。また、体の免疫力が低下する糖尿病、白血病なども口内炎を引き起こすことがあります。口内炎が非常に治りにくかったり、再発を繰り返すようなときは、早めに病院に行きましょう。
♦日常生活でできる予防法
消化の良いたんぱく質、ビタミン類を積極的にとる
皮膚の構成に必要なたんぱく質や皮膚の代謝を良くするビタミンB2やビタミンB6、皮膚や粘膜の働きを正常に保つビタミンAやCを積極的にとりましょう。たんぱく質は豆類、鳥肉、卵などに、ビタミンは卵や納豆、豚肉やいわし、うなぎ、バナナ、豆類に多く含まれています。
質の良い睡眠をとる
質の良い睡眠は、皮膚細胞の生まれ変わりを助け、ストレス解消にも役立ちます。寝る前に好きな音楽や香りでリラックスしたり、自分に合った枕を使うなど、質の良い睡眠になるように工夫をしましょう。
口の中を清潔に保つ
口内炎ができやすい人は、歯ブラシで口の中の粘膜を傷つけないよう、柔らかめのブラシでていねいにみがくようにしましょう。また、細菌やウイルスを口の中に残さないように、うがいを習慣づけることもおすすめです。
♦対処法は???
食生活に気を配る
通常、口内炎は1~2週間ほどで治まることが多いのですが、少しでも早く炎症を鎮めるためには、刺激の強い香辛料や熱い食べ物、タバコ、アルコールなどは控えましょう。
市販の薬を使う
食事だけでビタミンの必要量を確保するのは案外難しいものです。皮膚の代謝を良くするビタミンB2、B6、免疫力を高めるビタミンAやCが配合されたビタミン剤で補うことも考えてみましょう。
病院で診察を受ける
長い間口内炎が改善しない、よく再発するなど、つらい症状が続くようなときは、主治医に相談するか、耳鼻咽喉科、歯科で診察を受けましょう。
口の中を清潔に保つには、うがいがおすすめです。
口に液体を含んでブクブク・ガラガラと音を立てながら、約1分間うがいをしましょう。
当院でもうがい薬の処方がありますので、お悩みの方はご来院下さい。
定期健診をおすすめします!
みなさん歯医者で治療が終わった後、定期的に検診にいらしてますか??
綺麗になったご自身の歯を健康に保つためにも検診にくることが大切です!
歯医者は痛くなってから行くのでは遅いのです。。。
痛くなくても定期的に検診を受けることがとても重要なのです!!
では、なぜ定期健診がそんなに重要なのか今回ご説明いたします( `ー´)ノ
定期検診のメリット
①虫歯や歯周病の予防に繋がる
虫歯が大きくなってしまう前に専門的な目線で見つけることができるので、時間も費用も自分の歯を削る量も削減できます!
日本人の8割が歯周病で歯を失ってしまっているこの頃…自分ではなかなか気づきにくい歯周病は知らないうちに進行していて、手遅れにならないように定期的に検査し予防することで生涯健康に自分の歯で食べることができます!
若いからと言って油断はできません!
②お口を清潔に美しく保てる、口臭予防にも
お家でのセルフケア、しっかり磨いたつもりでも、磨き残しがあるかもしれません!
歯医者で汚れがついていないか確認して自分にあった磨き方や歯ブラシの種類、補助用具を教えてもらえます。
また細かいところまできれいにしますのでお掃除の後はすごくスッキリしますよ♪
③医療費の節約
定期的にケアするため歯のトラブルが少なくなり、治療回数が減ります!
小さな虫歯の治療は痛みも少なく治療時間も少しで済みます。
虫歯が大きいと治療回数も増え、痛みも増し、経済的にも負担になってしまいます(@_@)
いつまでもお口の健康を保つためにも定期健診をおすすめします☺
当院の定期検診の流れ
❶虫歯や歯周病がないか口腔内全体的に検査
❷口腔内清掃(歯石や汚れを細かいところまできれいにします)
❸必要に応じて歯磨き練習、お子様の方にはフッ素を塗ります
当院では治療終了した患者様に4ヶ月に一度、定期健診のお知らせのハガキを送らさせて頂いております(^^)/
またショートメールでもお知らせが行くシステムになっておりますので、ぜひご来院下さい♪