永久歯と乳歯はなにが違うの?
子どもの身体というのは、大人の身体と比較すると、いろいろな点において未成熟であることが多いです
乳歯は永久歯よりもつくりが未熟であるといえます
≪歯の数≫
乳歯は全部で20本、永久歯は親知らずを除き、全部で28本あります。
乳歯が抜け、永久歯が萌出してから、2~3年ほどの期間は「幼若永久歯」と言われ、歯質が未成熟のため、むし歯になりやすくなります
少しずつ、唾液中のリンやカルシウムが沈着して、歯は石灰化していきますが「成熟した歯」になるまでには、5年程かかるといわれています
≪エナメル質、象牙質の厚さ≫
乳歯の表面のエナメル質と象牙質の厚さは、永久歯の約2分の1と言われていて、とても薄いのです
その為、むし歯になるとすぐに神経まで達してしまう可能性があるので注意が必要です
≪歯質の柔らかさ≫
乳歯は石灰化が進んでいないため、歯質が柔らかく、酸に溶けやすい為むし歯になりやすいです
≪色、大きさ≫
色は乳歯が白に近く、永久歯が黄色味を帯びています
大きさは、乳歯の方が全般に永久歯よりひとまわり小さいです
乳歯のうちから大切にケアする必要があります。お子様の定期検診時にはフッ素塗布も行っていますので是非検診にいらしてください🦷
歯ブラシについて
毎日している歯磨きですが歯ブラシもたくさん種類があるというのをご存じでしょうか?
毛の柔らかさや硬さも自分に合ったものを使いたいですね。
今回は歯ブラシの種類や選び方についてお伝えしたいと思います。
当院ではルシェロという歯ブラシを販売しています。ルシェロは日本の歯科用ブランドで、さまざまな種類の歯ブラシを提供しています。ルシェロの歯ブラシは、ブラシヘッドの形状や毛の硬さ、柄のデザインなどに工夫が施され、特に歯科医師や衛生士のアドバイスに基づいて作られている点が特徴です。
- ルシェロ、PBの違い
ルシェロBシリーズ
Bはベーシックの意味で、カリエス(虫歯)、予防、歯周病予防を目的として作られたシリーズです。
ルシェロPシリーズ
Pはペリオの意味で、歯周病予防、歯周病を治療した後のメンテナンス、歯肉退縮の進行抑制を目的として作られたシリーズです。
2.大きさについて
大きさは10.20があり、10は歯ブラシの大きさがふつうで男性向け、20は歯ブラシの大きさが小さめで10代の方や女性向けとなります。20の歯ブラシは「ピセラ」という名前が付けられています。「ピセラ」=小さめと覚えると覚えやすいですね。
3.毛の固さについて
さらにMが毛の固さがふつう、Sが毛の固さがやわらかめとなっています。
ルシェロのスタンダードモデル8種類について
歯ブラシの目的や大きさ、固さで基本の8種類に分かれます。上記を踏まえて種類を見てみましょう!
- ルシェロB-10M
ベーシックの大きさ大きめ、毛の固さは普通の歯ブラシとなります。
- ルシェロB-10S
ベーシックの大きさ大きめ、毛の固さは柔らかめの歯ブラシとなります。
- ルシェロB-20M ピセラ
ベーシックの大きさ小さめ、毛の固さは普通の歯ブラシとなります。
- ルシェロB-20S ピセラ
ベーシックの大きさ小さめ、毛の固さは柔らかめの歯ブラシとなります。
- ルシェロP-10M
ペリオの大きさ大きめ、毛の固さは普通の歯ブラシとなります。
- ルシェロP-10S
ペリオの大きさ大きめ、毛の固さは柔らかめの歯ブラシとなります。
- ルシェロP-20M ピセラ
ペリオの大きさ小さめ、毛の固さは普通の歯ブラシとなります。
- ルシェロP-20S ピセラ
ペリオの大きさ小さめ、毛の固さは柔らかめの歯ブラシとなります。
毛の固さの選び方について
歯ブラシの硬さを選ぶ際には、自分の歯や歯ぐきの状態、口腔ケアの目的によって「やわらかめ」か「かため」を使い分けると良いと言われています。
- やわらかめの歯ブラシ Sタイプがおすすめの人
- 歯ぐきが弱い、出血しやすい場合:
歯ぐきがデリケートな方や歯周病の予防を重視したい場合は「やわらかめ」をおすすめします。やわらかめの毛は歯ぐきへの負担が少なく、優しく磨くことができます。
- お子様や高齢者のかた:
小さなお子さんや高齢者は、歯や歯ぐきが敏感なことが多いので、やわらかめのブラシが安心です。
- 歯磨きの力が強いかた:
力を入れすぎてしまう方は、やわらかめのブラシを使うと歯や歯ぐきへのダメージが少なくなります。
- かための歯ブラシ Mタイプがおすすめの人
歯垢や汚れが気になる場合:
歯垢や茶渋などの汚れが付きやすい方には「かため」が適しています。しっかりとしたブラシで磨くことで、表面の汚れを効果的に落とせます。
- 歯ぐきが健康な場合:
歯ぐきに問題がない健康な方で、歯垢が気になる場合は、かためのブラシを使っても問題ありません。
終わりに
ひとえに歯ブラシと言っても目的や大きさ、固さなどでたくさん種類があって迷われる方も多くいらっしゃると思います。自分の歯と歯ぐきの状態に合った歯ブラシで適切な歯磨きをすると歯も歯茎も健康にたもつことが出来ます。自分に合った歯ブラシを使いたいけど種類が多く迷うという方は定期検診や治療時にお気軽にご相談ください。お待ちしております🌻
ドライソケットについて🦷
皆さん、親知らずの抜歯をした時や歯を抜く治療をした時の術後に激しい痛みに襲われたことはありませんか?それは「ドライソケット」という偶発症かもしれません。
ドライソケットとは・・・?
歯は普段歯槽骨という骨の中に埋まっているのですが、抜歯することによりその骨が口腔内にむき出しのままの状態になり細菌感染を起こした状態のことをいいます。
激しい痛みが1週間以上続いたり触れたら痛みがでたりします。
抜歯した後の歯の歯ぐきはどうやって治る・・・?
お口の中に晒された状態になった骨の上に血餅というかさぶたのようなものができそこに歯ぐきがかぶさってくることで治っていきます。しかし何かの原因で血餅ができず骨が晒された状態が長期間続くと口腔内は細菌が多いので、骨が細菌感染を起こしてしまいます。
ドライソケットの原因とは・・・?
①うがいのしすぎ
→ドライソケットになってしまう原因で1番多いのはうがいのしすぎです。うがいをしすぎたり、強いうがいをしたりしてしまうとせっかくできた血餅が剥がれてしまい細菌感染が起きやすくなってしまいます。
②抜歯高を触ってしまう
→抜歯箇所が気になって舌で触ったりしてしまいますよね。触ったつもりがなくても無意識のうちに触ってしまったり、歯ブラシなどが触れてしまって血餅がはがれてしまいます。
③抜歯後にすぐに血流がよくなることをしてしまう
→抜歯後の注意事項として運動、お酒、長風呂は避けてくださいと患者様にお伝えをしています。このような行動をすることで血流がよくなり出血量が増えて止血しにくくなります。
④喫煙
→③の原因とは逆で喫煙は血流が悪くなってしまい大切な血餅が形成されにくくなってしまうためドライソケットのリスクを高めてしまいます。
ドライソケットの治療法は・・・?
ドライソケットは確立された治療法がなく放置していてもほとんどが1か月ほどで自然治癒します。ただ痛みがある場合は我慢せず鎮痛剤と抗生物質を服用してください。
①鎮痛剤と抗生物質を服用する
②洗浄をし抗生物質の塗布をする
③麻酔をし再度出血させる
ご自身では判断つきにくいこともありますので困った事がある方はお気軽にお問合せ下さい!
デンタルフロスについて😁
ハブラシでブラッシングしただけでは、歯と歯の間は十分みがけない事があります。デンタルフロスを使って、ハブラシでは届かない、歯の側面についたプラークや、歯と歯の間に入りこんだ食べかすを、きれいに取り除きましょう✨
今回は当院でも販売している糸巻フロスの使い方をご説明します👌
1 フロスを容器から約40センチくらいの長さまで出し、切り出します。
2 両手左右の中指にフロスの両端を巻きつけます。指から外れないくらいの巻きつけで大丈夫です。
3 親指と人差し指でフロスをピンと伸ばします。長さの感覚は約2〜3センチくらいです。
4 フロスを歯間に通します。ゆっくり歯の側面を滑らせるように、2、3回ほど上下させてください。
当院ではe-フロスを販売しております👍
ぜひお買い求めください🤩
手動歯ブラシと電動歯ブラシを比べてみよう🦷
こんにちは、10月も半ばを過ぎたのにまだ暑いが続きますね。
でもどこからか金木犀の良い香りがしてくるようになりました。
秋は少しづつではありますがやってきているようです🍁
さて今日は手動歯ブラシと電動歯ブラシを比べてみたいと思います🦷
若い年層であればどちらもそんなに差があるものではありませんが、年齢を重ねていくうちに、人は意識下にあろうがなかろうが少しづつ手先の動きに不自由を感じてくるものです( ;∀;)💦
そこで、手動歯ブラシと電動歯ブラシのメリット、デメリットを比較していきましょう🧐
❶手動歯ブラシ🦷
【メリット】
①手軽である
②微妙なコントロールや繊細なタッチが可能
③持ち運びに便利
④種類が豊富
【デメリット】
①ある程度のぎが必要
②人それぞれですが、ある程度時間がかかる
③手が疲れる
④歯や歯茎にかかる圧を一定に保つのが難しい
➋電動歯ブラシ🦷
【メリット】
①清掃効率が良い
②年齢を選ばず握力が弱い人や高齢者でも使用しやすい
③特別な技術は必要なく簡単でやさしい
④歯や歯茎にかかる圧を一定に保てる
【デメリット】
①コストがかかる
②充電の必要がある
③電動歯ブラシの種類によっては歯や歯茎を傷つけてしまうものもある
このメリット、デメリットを知り、自分がどっちが良いかを見極めるのも良いと思います👍
しかし50歳を過ぎたら来るべき高齢時代に備えておくこともとても重要です😉
そして電動歯ブラシのを選択した後、正しく使うことが1番重要なことです✨
電動歯ブラシは毛先が自動で動く歯ブラシです、手動歯ブラシのように自分で細かく動かす必要はありません。手動歯ブラシに慣れた方はついつい自分で動かしてしまいがちですが、優しく歯の正面に数秒ずつ留め置きながら使用しましょう(((o(*゚▽゚*)o)))
日本人の平均寿命は年々高くなっていますが、平均寿命と健康寿命の差は一向に縮まってはいません(´;ω;`)ウッ…
歯科疾患の予防、口腔機能の向上。あらゆる歯科における全身への影響は間違いなく健康寿命を延ばし患者様のQOLの向上につながっていくと思います。
自分のライフスタイル、ライフステージにあった知識とケアを学び予防していきましょう。
お気軽にご相談ください。
🌻ひまわり歯科クリニック🌻
2023年、年末年始の休診日のお知らせ
2023年12月28日(木)から2024年1月3日(水)でお休みさせていただきます。
年始は1月4日(木)から診療開始となります。
よろしくお願いします。
子供の矯正と大人の矯正の違い
小児の矯正と成人の矯正の違い
小児と成人の矯正違いは、小児の治療は、主に取り外しのできる装置(可撤式装置)を使って行い、成人は主に取り外せない装置(固定式装置)を使って行う事です。
一番大きな小児と成人の矯正治療の違いは、”身体の成長があるかどうか”です。
小児の場合は身体の成長があるので、普通成人では改善できない骨格の位置関係の不正やずれを成長を利用して、補正することができます👍
例えば、歯槽骨の幅を拡げたり、上下顎骨の成長を促進させることなどが挙げられます。
小児矯正のメリット
子どものときはまだ骨がやわらかいので手助けをすることによってうまく成長させることが出来ますが、、
大人になったら残念ながらあまり期待できません成長時期に開始することで、叢生(デコボコ)や出っ歯の症例でも抜歯をせずに治療できる可能性が高くなります
歯を移動したり、移動した後の安定性を考慮しても成長期に開始する事はかなりメリットがあるのです🤩
そして、成長期が終わり、大人になって歯が重なってしまっていたり、歯並びが良くないと歯磨きを頑張っ
子供の時から始める事で、歯の負担や、金額面、痛みなど抑えて治療することが可能になります
システマ ハグキプラスPROについてご紹介します🤩
歯周病は主に、歯周病菌と歯茎や歯を支える骨などの歯周組織の防御バランスが崩れることで発症すると言われています。
症状が悪化すると、歯がぐらつき、最悪歯を失うことも😥
歯周組織の防御バランスを保ち、歯周病を予防するためには、歯周病菌の殺菌とホストケア(歯の土台へのアプローチ)が重要です❣❣
そこでおすすめなのが、システマ ハグキプラスPROです!
オウバクエキス配合で歯の土台を守る力を引き出して歯周病を予防してくれます
さらに以下の作用で歯周病を予防😁
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