こんにちは!
妊娠したけどいつのタイミングで歯医者に行けばいいかわからない、という方は多いと思います。
妊娠すると、女性ホルモンの影響で歯にも影響を与えます。
■女性ホルモンの影響で歯周病を促す
妊娠すると女性ホルモンの分泌が増えることがわかっています。また、この女性ホルモンは歯周病菌の増殖を促す効果あることがわかっており、妊娠中は歯周病になってしまうというケースが多くあります。
■唾液の能力が下がり虫歯リスクが高まる
妊娠するとお口のなかが酸性になると多く、この酸性が虫歯を生む原因になることがあります。また、妊娠することで、その酸性を中和をする役割だった唾液にもその能力が下がってしまうことで虫歯になってしまうのです。
■つわりの影響でお口の中の衛生状態が悪くなる
つわりの影響で食事の回数が増えたり、歯みがきがしづらくなり、口腔内の衛生状態が悪くなります。
お母さんの虫歯がお子さんにうつってしまうことも!?
まずはお母さんの虫歯を治しましょう!
虫歯の原因菌であるミュータンス菌のほとんどは19~31か月(2歳前後)に定着します。この時期にミュータンス菌の感染に気を付けていただくことで、お子さんの虫歯のリスクは低くなります。お母さんのお口の中にある虫歯菌の数が多いほど、お子さんへの感染力も高くなります。すなわち、子供の虫歯予防にはまずはお母さんの虫歯治療が必須になってくるのです。
■妊婦健診へお越しください!
当院では、歯の影響が出やすい妊婦さんのお口の健康をお守りします。
妊婦は歯医者に行かないほうが良いと思っているかたもいらっしゃるようですが、妊婦のときこそ、歯科医院へ通院され妊婦歯科検診を受診することをおすすめします。
妊婦歯科治療におけるよくある質問
Q 妊婦だけど歯科治療を受けても大丈夫?
A 全く問題ありません。お母さんの口の中に虫歯菌や歯周病菌があると、かわいいお子さんまでも虫歯や歯周病になってしまう危険性があります。
Q レントゲンを撮っても大丈夫ですか?
A 出来る限り取らないように工夫をしますが、当院では最新のデジタルレントゲンを使用しており、赤ちゃんに影響が出ることはありません。
Q いつまで治療ができますか?
A つわりの時期を外して、9か月までは行っております。
Q 痛みどめは飲めますか?
A 出来る限り、痛みが出ないように心がけますが、やむを得ない場合でも、影響が少ない薬を使用するようにしております。