ニュースを見てからまさか自分も?
と気にされている方は多いんじゃないでしょうか?
昨日も口腔癌についてお話しましたが、今日は口腔癌になりやすいタイプの人についてお話したいと思いますので是非参考にしてみてください。
予防できるところは予防していきましょう!
口腔がんになりやすいタイプの人
口腔がんは、口の中の衛生状態が悪かったり、虫歯・義歯・口の乾燥などで常に舌への刺激があることが原因のことが多いです。
また、タバコやお酒も発生原因であるといわれています。熱い食べ物や辛い食べ物、刺激の強い食べ物も発生に関連しているようです。これは、口腔の粘膜細胞が常に傷つき、細胞の遺伝子(DNA)が、がん化しやすいためで、タバコやお酒、刺激の強いものを食べる機会が多い方は遺伝子を傷つける可能性が高く、口腔がんの発生リスクが高まります。
下記の“口腔がん発生リスクチェック”で自己評価して見てみましょう。
口腔がん発生リスクチェック
- 1日にタバコを10本以上吸う
- タバコは、葉巻やパイプが好き
- 50歳以上で、飲酒時にタバコも吸っている
- 飲酒するとすぐに顔が赤くなる
- 強いお酒が好きだ
- 歯を磨かない、入れ歯の掃除をしない
- 頻繁に舌や頬の粘膜を咬む
- 入れ歯や歯の詰め物が当たって痛い
- 偏食がある(ビタミンや鉄分不足)
- がんになったことがある
「チェックがついた」=「口腔がんになる」というわけではありません。ただし、チェックがついた人は、つかない人に比べて口腔がんになりやすい体質であったり、または口腔がんになりやすい環境にあると考えられますので、注意が必要です。
口腔がんセルフチェック
- 口の中に硬いしこりがある
- 口の中に出血しやすい場所がある
- 口の中や唇にしびれがある
- 口の中が腫れて、入れ歯が合わなくなった
- 口の中に白い部分または赤い部分がある
- 口臭があると言われた
- 原因不明の歯のぐらつきがある
- 3週間以上治らない口内炎や潰瘍がある、または抜歯後の傷の治りが悪い
- 首のリンパ節の腫れが3週間以上続いている。
上記のような症状に、「私も?」と思われた方はいませんか?
「おかしいかな?」と思ったら、一度受診しにいらしてくださいね。