こんにちは!
皆さんは、ご自身の生活習慣について気にしたことがあるでしょうか?
当院では、治療した歯の寿命が長持ちする「治療の流れ」をお勧めしています(^^)/
将来的に、患者さんの来院頻度や治療費の軽減にもつながりますよ☆
治療も大切ですが、まずは虫歯ができない環境作りを身につけましょう。
なので、お口の中を見させていただいたときに好きな食べ物や、よく飲むもの、おタバコは吸われるか、一日何回歯磨きをするかなどお伺いします。
同じように、歯みがきを一日3回していますよ、という方でも、
仕事が終わるのがすごく遅くてささっとしか磨けていない。という方や、時間をとってゆっくり歯を磨けています、という人ではまた全然違ってきますよね。
お話を聞くことによって、忙しくてバタバタと歯を磨いてしまうのなら、大きな歯ブラシで一気に汚れを落とすほうがいいですよ、などとアドバイスすることもできます(^^)/
それから、歯石除去、クリーニング、ブラッシング指導などを行っていきます。
はじめに行うことで、虫歯の見落としや歯茎の炎症を改善することができます。
腫れていた歯ぐきが引き締まると、歯ぐきで埋もれていた歯が見えるようになって虫歯が発見されたケースもありますし、歯石を除去してみたらその下に虫歯があった、なんていうケースも珍しくありません。
それからようやく虫歯治療に入ります。
痛みがある場合にはすぐに虫歯治療を行いますが、そうでない場合や検診にいらしていただいたときにはまずはこのような流れでお口の中をケアしていきます。
お口の中の虫歯治療が終わったら、メンテナンスに入ります。
歯周病や虫歯がきれいに治ったら、今度はその状態を維持することが大切ですね♪
ホームケアでは限界がありますし、歯石は歯ブラシでは落とすことができません。
歯石を放置しておくとどんどん歯ぐきの下に埋もれて歯ぐきの腫れや口臭、歯周病を引き起こしてしまいます。
ですので定期的な検査とクリーニングにいらしてください(^^)/
3か月ごとに来ていただくとベストです!
万が一虫歯ができていても、早めに来て頂く事で虫歯が小さいうちから治療をすることができるので簡単に治療を終わらせることができます!
生活習慣が改善された後に虫歯治療をすると、こんなにいいことがあります☆
・虫歯の再発を予防できる
・虫歯をよりきれいに削り取りやすい
・かぶせ物や詰め物の適合が良くなる
・かぶせ物や詰め物が長持ちする
・かぶせ物や詰め物がより美しく、自然に装着できる
・歯周病による滲出液(出血や膿)で虫歯の治療が阻害されない
・根っこの治療などの治りがスムーズになる
こんなにいいことがあります!
虫歯や歯周病の治療には生活習慣の改善が必須ですね☆
次に歯ブラシの選び方と交換時期について
歯ブラシは、それぞれのお口の中によって選び方が異なります。
かたさは、歯や歯茎の状態によってベストが違うので是非当院衛生士に尋ねてみてください!
毛束は3列タイプで、ヘッドは小回りが利くので小さめが磨きやすいです。
隅々まで磨くことができます!
歯ブラシをしばらく使っていると毛先が開いてきますよね。
毛先の開いた歯ブラシを使っているとどうなるでしょうか?
日本小児歯科学会のほうこくによると、歯ブラシは毛先が開いていれば開いているほどプラーク除去率が落ちてしまいます。
毛先が開いた歯ブラシではどんなに正しくブラッシングしていても磨いているようで実は磨けていません。さらに、開いてしまった毛先が歯ぐきに当たることで歯ぐきが退縮し、露出した歯の根元から虫歯になることもあります。
(歯ぐきに普段おおわれている部分の歯は、元々露出していないので虫歯になりやすいです)
歯ブラシの交換時期は?
歯ブラシ交換の目安はおよそ1か月です!
歯ブラシを後ろから見て、毛先がヘッドの台座よりもはみ出して見えるようになると取り換えのサインです。毛先の開いたものは早めに交換しましょう。
また、逆に、1か月もたたないうちに毛先が開いてしまうのはブラッシングに力を入れすぎです。軽い力で磨きましょう。
毛先が極端に細くなっているものは使い方、使用目的が違うと効果がありません。
ご自身の生活習慣や歯ブラシについて疑問がありましたらお気軽衛生士までお尋ねください♪
江戸川区西小岩 ひまわり歯科クリニック