歯を失ってしまったら、補う治療が必要になりますがその治療法のひとつとしてインプラントがあります。
インプラントはブリッジと違って両隣の健康な歯を削る事もありませんし、入れ歯のように他の歯に負担をかけてしまったり、ケアが大変になることもありません。
まるで自分の歯のように使えることが最大のメリットです。
しかし、以前ほどではないですがインプラントは高いから…とどうしても敬遠してしまう方が多いかと思います。
でも果たして本当に高額なんでしょうか?
入れ歯やブリッジと比較して他の歯に負担をかけることがないというだけで大きなメリットですが、しっかりとケア、検診を受けていれば永く使うことができます。
大切なのは、値段だけではありません。
値段も含めた満足度にこそ、インプラントの価値があります(^^♪
インプラントで人生の満足度が上がれば、お金に代えられない価値があったということです。
インプラントに何を求めるかによって、その価値は左右されるでしょう。天然の歯と同じように食べたいものをおいしく食べることができ、歯をしっかりと噛みしめる快感を得たいということを重要視するのであれば、インプラントを選択するほかはありません。 入れ歯の具合が悪く、いつも憂うつな気分でいた人が、インプラントに変えることで、気分がスカッとして、若返り、生きる意欲も高まってきたとなれば、値段に代えられない喜びを、インプラントがもたらしてくれることになります。
ただ高い・安いで決めるのではなく、どのような生活を送りたいかが、選択の基準にするのが良いと思います。
また、インプラントが高額である理由は様々です。
インプラント用オペ室や外科用ライトなどの設備投資も、他の歯科治療の設備とは比べようもないほど投資が必要です。
インプラント本体も、世界的にトップクラスのインプラントシステムは、費用が掛かります。
滅菌対策も、使用する器機それぞれをクラスBの世界基準の滅菌器を使用して、白衣はオペする術者、アシスタントまで、1回限りの使い捨ての滅菌してある白衣を着る場合には、ここでも非常にコストが掛かってしまいます。
技術レベルが高く、滅菌や治療の質にこだわったインプラント治療を行う場合に安く抑えることは不可能に近いと考えます。
結局いろいろなところでコストカットを行い、安かろう悪かろうとなってしまうのです。
インプラント治療は、人の体内に入れるものです。品質の良くないものを入れていいはずがありません。
だからこそ治療の質、材料の品質などにこだわるべきだと思います。治療する歯科医師やスタッフは定期的にセミナーなどで研鑽を積み患者さんの期待に応える技術を磨くことは当前だと思いますし、滅菌は、世界基準でこだわるべきで、インプラントシステムは、実績があり信頼性の高いインプラントメーカーである、ノーベル社の製品を使用しています。
こういったことらを考えると、インプラントを入れることは高額だとは私は思いません!
むしろ、多少のお金を払えば見た目を気にすることなくおいしく食事がとれるようになると思えば安いとさえ思います。
当院でインプラントを入れた患者様たちのお話を聞いていても、「本当に入れてよかった。」「入れ歯を入れていた時が嘘みたいに楽になった。」「自分の歯みたいです。」などと嬉しいお声をいただきます。
人生において食べるということは大きな喜びですし、食事が楽しくなかったら毎日の楽しみが半減してしまいますよね。
入れ歯を入れればいいやと考えている方も多いかもしれませんが、お口の中に異物を入れるわけですから、慣れるまで時間がかかってしまいます。
耐えられずにせっかく作った入れ歯を全然使わず、そのため歯がないところの隣の歯が倒れてきてしまったり上下の歯が伸びてきてしまった例もあります。