診療・治療情報

2024.12.06

歯周病と糖尿病

🔴歯周病は糖尿病によって悪化しやすくなる‼

歯周病は糖尿病の合併症の一つと考えられ糖尿病の第六番目の合併症と認識されるようになりました。

糖尿病があると歯周病の進行が速くなり歯周病の治療が一旦終わってもまた再発するリスクが高くなります。

糖尿病のコントロールの指標であるヘモグロビンA1C(HbA1C)がおおむね7%を超えるとそのリスクが高くなると考えられています。

歯周病のリスク回避という観点からHbA1Cを7%以下にコントロールしておくことが肝心です。

誰でもでも年を重ねると太りやすくなるものですが、医学的に肥満はリスクの宝庫。

なかでも糖尿病は歯周病と同じように自覚がないまま進行します。

尿病の方だけでなく糖尿病の自覚がない方でも以前に比べポッチャリした体型になったら歯周病の治療をしっかりして健康な歯ぐきを保っておくことは糖尿病予防のために大切です。

若いころに比べややポッチャリした糖尿病患者さんでは進行した歯周病を治療することで糖尿病が改善することもわかってきました。

みなさん歯を磨いていろいろな病気を予防しましょう!

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