診療・治療情報

2024.03.08

矯正の光加速装置(PBMヒーリング)について

  歯列矯正について

歯列矯正にはワイヤー矯正、マウスピース矯正などあります。以前はワイヤー矯正が主流でしたが透明なマウスピースを交換しながら歯並びを整えるマウスピース矯正をご希望される方が多くなっているように思います。これまでワイヤーやブラケットの見た目がネックとなり、矯正治療に抵抗があった方も、自由に取り外しが出来て目立たないマウスピース矯正を希望される方が当院でも増えてきています。(当院ではマウスピース矯正のなかでは90か国以上の国々で導入されている普及率の高い治療法であるインビザライン矯正を導入しています。)

 

矯正期間について

歯の矯正は長くて3年から4年、短くても1年から2年かかると言われています。今回は「矯正するのに時間がかかって大変だな」と思われている方に最近注目されている光加速装置についてお伝えしたいと思います。

 

光加速装置とは

光加速装置は、波長850nmの赤外線を歯に照射することで、歯をより早く動かすことが出来ます。光を照射し、ミトコンドリアを活性化させることで、代謝を大幅にアップさせ矯正治療の期間を短縮することが可能な画期的な医療テクノロジーです。機借り加速装置を使用することで治療期間を最大で66%短縮できることが確認されており、通常23年の期間が必要な矯正治療を、過去の症例では1年で完了させたこともあると言われています。

 

メリット

1.矯正の期間を短縮できる。

歯の動きを促進し、矯正治療の進行を速めるため、患者の治療期間を短縮することが期待されます。

2.痛みを和らげることが出来る。

組織の修復と炎症の軽減に寄与し、歯の移動に伴う痛みや不快感を軽減することが出来ます。

 

3.18分つけるだけで効果を期待できる。

11回、上顎、下顎に4分ずつ、合計8分使用することで効果を期待できます。通常マウスピースを交換する期間は7日ですがそれを3日に減少することが出来るといわれています。

 

デメリット

  1. 保険適用でないので費用が自費になってしまう。

自費 (保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。

  1. 取り扱っているクリニックが限定される。

全ての矯正医院が導入しているわけではないので事前に確認が必要です。

 

3.1日決められた時間毎日続けて行う必要がある。

毎日の装着を怠ったり、 1日に決められた装着時間を守らないと、良好な治療結果を得ることが出来ません。

 

 

光加速装置の安全性は?

光技術を利用した治療は、ペインクリニックにおける疼痛緩和、コラーゲン生成効果を利用したシワ取りなどの美容医療、増毛などのアンチエイジング治療、外傷や骨折の治癒促進、神経再生、最近ではがん治療や心臓発作の減少など、多くの医療分野で活用されています。光加速装置の原理である「フォトバイオモジュレーション」を使用した治療の歴史は古く、その安全性と治療効果についてはすでに1000以上の論文が発表されています。当院で使用しているPBMヒーリングオルソはEUで認可されており、安心してご利用いただけます。

 

光加速装置の使い方は?

光加速装置は非常に小型の装置です。使い方もとても簡単でマウスピースのような形態をしています。充電後、光加速装置を18分程度(上顎4分、下顎4分)マウスピースのように軽く口にくわえるだけです。使用後は温水で洗浄します。ご自宅や外出先でも気軽に治療を行う事が可能です。

 

この装置は、歯列矯正治療のスピードを劇的に向上させるだけでなく、疼痛も軽減できることが特徴なので矯正期間でお悩みの方や痛みの苦手な方には、光加速装置の検討をお勧めします。

 

当院では光加速装置のPBMヒーリングオルソを取り扱っております。矯正期間を短くしたい方や歯の歯列にお悩みのあるかたはまずはご相談お待ちしております。

 

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