皆さんこんにちは、ひまわり歯科クリニックです🌻🌻
最近になって急激に寒くなってきましたね🥶体調など崩されてはいませんか?
寒さ対策や風邪対策をしっかりし、温かいものを食べて冬に備えていきましょうね⛄
さて、今日は妊娠期における女性の口腔内についてお話したいと思います🦷🦷
🌸妊娠期🌸
【妊娠期における歯周病のリスク】
近年日本では、早産・低体重児(低出生体重児)出産の割合が増加しています。世界保健機関(WHO)の分類で、早産は妊娠22~37週未満の出産、低体重児出産は2.500g未満の出産と定義されています。
その原因として、、、
①年齢、②喫煙、③飲酒、④生殖器感染、⑤痩せすぎ(BMI18.5以下)
などがあげられます。そして、歯周病も早産や低体重児出産の原因のひとつの可能性があると考えられています。通常の出産では、出産直前に子宮内の炎症性物質の増加により、
子宮頸菅に熟化(赤ちゃんが通れるように子宮の出口を軟らかくし、広げること)や、子宮収縮が促されることにより、分娩を誘発します。しかし、歯周病に罹患している妊婦の場合は
歯周組織で生産された炎症性物質が、血流を介して子宮を刺激し、早産・低体重児出産を引き起こす可能性があるといわれています。
妊娠期には、ホルモンバランスも変わってきます。唾液中の女性ホルモンも妊娠1ヶ月から上昇し、妊娠9ヶ月でピークに達するといわれています。女性ホルモンの劇的な増加に伴い歯周病細菌も増殖します。