こんにちは、ひまわり歯科クリニックです🌻
あっという間に9月が過ぎ、10月に入りました!
少しずつ涼しくなりはじめ、ようやく秋を感じる季節になりましたね🍂
季節の変わり目で風邪をひかないように手洗いうがいをしましょう🤧
さて今日は、女性特有の歯周病リスクについてお話ししたいと思います😊
<女性ホルモンと口腔内の関係>
女性ホルモンは一生涯を通して女性の身体にとても深く関わっています。一般的には20歳代から30歳代前半にピークを迎え、その後はだんだんと低下していき45歳から54歳に閉経を迎えると欠乏していきます。このような女性ホルモンの変化は、口腔内にも大きく影響をもたらします。
【男性より女性のほうが残っている歯の数が少ない⁉😲】
女性は1日2回以上歯を磨く人の割合が多く、男性より歯磨きの回数や補助的清掃用具(歯間ブラシや、デンタルフロス)の使用率が高いことが分かっています。さらに、女性のほうが男性より
1.2倍歯科受診していることが分かっています。
しかし、厚生労働省の歯科疾患実態調査の「20本以上の歯を有する者の割合」では、2005年(平成17年)では55歳以上、2016年(平成28年)では75歳以上で、女性のほうが男性よりも少ないという結果がでております。
しかし!この11年間で女性における残存歯数は改善されてきました。この結果は歯科受診率の増加の表れではないかと推測されます。
【歯周病と女性ホルモンは関係があるの❔🤔】
歯周病は、プラーク中の細菌🦠による感染症です。その中でもグラム陰性嫌気性菌であるポルフィロモナス・ジンジバリス(P.gingivalis)などの歯周細菌の感染によっておこります。
そして、その発症と進行は様々なリスク因子によって左右されます。
細菌因子にほかのリスク因子としては、環境因子と、宿主因子に分けられます。
〈環境因子〉
①喫煙
②ストレス
③栄養障害
④肥満
⑤薬物
⑥社会経済的環境
などがあげられます。さらに、歯磨き習慣、定期検診の回数なども考えられます。🦷
一方宿主因子とは、
①歯石
②不良補綴物
③歯の形態異常
④口呼吸
⑤歯ぎしり
⑥年齢
⑦性別
⑧全身疾患
などがあげられます。
そして!女性では、宿主因子として、女性ホルモンがあげられます👩
思春期および、妊娠期における女性ホルモンの欠乏により、歯周病進行のリスクが高まることが知られています。
お口の健康が気になるなたは、ぜひ一度ご来院ください😊
🌻ひまわり歯科クリニック🌻