今日は舌癖についてのお話です。
舌癖とは悪い舌の癖のことで
・上下の歯で舌をはさんでいるまたは下の方にある
・飲み込む時に舌が前の方に出て歯を押している
- ・口をポカンとあけている唇をよくなめるまたは咬んでいる
- これらを舌癖といいます。
口唇を閉じる力を調べてみましょう!
★舌の位置で呼吸法、口唇力をチェック!
普段の呼吸は、口と鼻どちらを使っていますか?口唇の筋力がしっかりついていると、
口唇の筋力を鍛える事で口がぽかんと開いている状態がなくなり、
舌の位置の確認テスト
体の力を抜いて自然に口を閉じます。歯は噛みしめず、
- ①上の前歯の裏または上あごにペタっと舌がつく。
- ⇒口屋の筋力がついています。普段鼻呼吸ができています!
- ②上下の齒の間
- 歯と歯の間に舌の先が来る。
- ③下の前歯の裏
- 下前歯の裏に舌がつく、または下あごの裏に舌がつく。
- ⇒口唇の筋力が弱いです。
- 気を抜いているとき、または常時口呼吸をしている状態です。
鼻炎がある方はこちらのタイプの方がほとんどです。
舌の癖が精正治療に及ぼす影響・・・
- 舌や口唇に癖があると橋正器具の機能を妨げる原因になります。
- 癖の改善がみられるまで橋正装置を外せないことがあります。
●舌や口唇の癖が残っていると舌で歯を押してしまうので、
<↑咬み合わせが浅くなっています>
舌の癖を改善するために、舌の正しい位置、
★当院では矯正治療などの際に、MFT(口腔機能療法)と呼ばれる口周りの筋肉を鍛えるトレーニングを行っています。
トレーニング(MFT)の効果
・舌や口唇の練習は口周りのエクササイズです!
・舌の癖の改善により、キレイな歯並びを保つことができ、歯並びの後戻りを防ぎます!
・左右でしっかり咬み合うことができ、咬み合わせが安定します!
・部分的に負荷がかかることなく噛めるので歯が長持ちします。
・舌や口唇の練習をすることで口元の印象が良くなります!