こんにちは!皆さん根面の虫歯はご存じですか?
根面う蝕とは?
加齢と共に歯茎が下がり、その剥き出た部分が虫歯になりやすいのです。
歯は歯茎よりも上が歯冠部、歯茎より下、歯を支える部分を歯根部という風に構成されています。年齢と共に、どうしても歯茎が下がってしまいます。この歯肉が下がることにより露出した歯根部を根面と呼んでいます。根面が虫歯になることを根面う蝕と言います。
根面う蝕を予防するには?
予防するポイントは2つあります。
ポイント1 歯肉を下げない
そのためには歯周病を予防するのが大切です。特に歯肉を下げる原因なのが歯周病です。
定期的に歯科医院歯周病の検査病の検査やクリーニングを行ってもらうことにより、予防できます。
自宅でケアをするなら、デンタルフロスや、歯間ブラシもお勧めです。
歯と歯の間のお掃除がちゃんとできていないと、そこから歯周病になってしまいます。根面う蝕の発生で多いのが歯と歯の間なので、是非日々のケアに取り入れてみてください!
毎日するケアで重要になってくるのが歯ブラシの仕方です。
虫歯の予防では歯みがきが基本ですが、力を入れすぎて磨くと歯肉を傷付けてしまい、歯ぐきが下がる原因になってしまいます。
歯科医院では優しく磨く方法もお伝えしておりますので定期健診の時などに一緒に聞けるといいですね!
ポイント2 フッ素を使用する
高濃度(1450ppm)のフッ素配合歯磨剤や、洗口液を使用し、歯を強化しましょう。
フッ素配合歯磨剤 フッ素をお口の中に長持ちさせるために、あまり強くお口をゆすがないようにしましょう。
洗口液 歯みがき後にさらに洗口液を使用することにより、さらに供給されます。ぶくぶくうがいした後は水ですすがないようにしましょう
この2つのポイントを実践していただくことにより、根面う蝕だけでなく歯周病や、普通の虫歯も予防できますので、是非取り入れてみてくださいね!