診療・治療情報

2021.12.24

歯ぎしり・くいしばりを生活習慣で治そう。

「歯ぎしり」や「くいしばり」は決して特別なことではありません。誰もがしている一種の『くせ』と考えて良いでしょう。しかし、ひどくなると時に次のような問題を引き起こします。

☆歯ぎしりや食いしばりが起こす全身への影響

○歯への障害……歯の摩擦・歯の破折・歯がしみる・噛むと痛い等

○歯周組織への障害……歯周炎・歯周病(=歯槽膿漏)

○顎関節への障害……顎関節症・開口障害・カックン音

○全身への障害……顔面痛・頭痛・肩こり・腕の痺れ・腰痛

○その他……舌痛症・むちうち症状・倦怠感

これらの症状のすべてが「歯ぎしり」「くいしばり」が原因というわけではありませんが、無用な悪いくせはなくしておく方が良いでしょう。

☆まずは日中の気づきから

仕事や勉強中ばど何かに夢中になっている時、ふと気が付くとしっかり噛みしめている、あるいは舌を吸いつけていることはありませんか?

そんな時には方を上下させ首から上の力を思いきり抜いて、頬の力を抜き歯を噛み合わせないようにします。

☆寝ている時のコントロール

①枕を低くしましょう

頭部の一番出っ張ったところより首の付け根近くに枕を置きます。そうすることで口が開きやすくなり噛みしめを起こしに腔します。

②布団に入ったら何も考えないようにしましょう。

布団の中は眠るだけのところと決めてください。もしどうしても考えることがあれば一度布団から出て考えるようにしましょう。

③眠る前のトレーニング

1、まず思いきり噛みしめる。1~2秒後にフッと顎の力を一度に全部抜く。

2、息を吸いながら思いきり大きな口を開け、ガクンと一気に脱力

 

 

 

 

 

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