診療・治療情報

2021.08.13

子供が嫌がらない『仕上げ磨きのコツ』

患者 「仕上げ磨きを嫌がってやらせてもらえない💦」保護者から多く寄せられるお悩みのひとつです。仕上げ磨きを嫌がるということは子供なりの理由があるのです。そこで今回は仕上げ磨きのコツについてお話したいと思います。

 

コツその①   おどろかせない!

いきなり歯ブラシを口に入れず、まず歯ブラシでくちびるや舌の先を刺激し「今から歯ブラシを入れるよ~☺」のサインを送りましょう。

歯ブラシを嫌がる場合は、指やガーゼや綿棒などで、くちびる、ほっぺの内側、舌の先を刺激します。できたら歯ブラシでの刺激に進みましょう。

 

コツその②   息苦しくしない!

口の中に歯ブラシが入っている間、実は息を止めている子が多くいます。一気に磨こうとすれば呼吸ができず苦しくなってしまいます。「何秒間⏰」という目標を作り数を数えながら磨きましょ(目安:年齢の数+2秒)。

また、一回ごとに歯ブラシを口の中から外に出し息継ぎをさせてあげましょう。

コツその③   痛くしない!

小帯部(上唇の中央部にあるたてすじ)に当たると痛い為磨く人の指でカバーしながら磨いてあげましょう。また歯ブラシは軽い力で細かく動かしましょう。

 

~お・ま・け~   歯が生える前から歯みがきの準備をしておきましょう。

オモチャや衣類などをなめたり口に入れたりするようになったら、手足・お腹・ほっぺと口に徐々に近づけながらくすぐったり触ったりしてスキンシップをとるようにしましょう。歯みがきの準備の意味でも口の周りや口の中、舌を保護者の指で触られるのに慣れておくことが大切です。

 

仕上げ磨きをしっかりさせてもらえないとおのずと虫歯へと進行していきます。そうならないよう今回お話させていただいた“コツ”を参考にしていただければ幸いです😉

ひまわり歯科クリニックでは頑張って治療を受けてくれたお子さんに沢山のごほうびを準備してお待ちしております。

虫歯予防のフッ素塗布もやっております。お約束を取ってみてはいかがでしょうか🌻

 

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