桜前線と一緒に春が来ましたね。 私は家から見える桜でベランダ花見をする予定です🐢 さて、皆様「ボトックス注射」というものをご存じですか? 美容に詳しい方は効いたことがあるかもしれません。 ボツリヌス毒素から抽出した成分がボトックスという名前ですが このボトックスには筋肉の動きを抑制する働きがあるので 美容系の医院では目元のしわを目立ちにくくするための処置として紹介されていますね。 実はこのボトックス注射、歯科でも活躍しています! しかし歯科で目元のしわを取るかというとそうではありません😅 歯科でのボトックス注射は「咬筋」の緊張を抑制するために使います。 食べ物を噛み、柔らかくするために人間の歯はありますが それを支える顎を動かしているのはこの咬筋と、耳の上あたりに広がる側頭筋という筋肉です。 咬筋は食べるために大変必要な筋肉ですが、発達しすぎると盛り上がってきて 大きな「エラ」になってしまいます😖💦 このエラの原因は主に食いしばりや噛みしめといった 食事以外の時間に歯を噛み合わせていることにあります。 人が一日のうち上下の歯を接触させている時間は約15分と言われています。 ということは咬筋がしっかり働いている時間もそのくらい、 日中の食いしばりや噛みしめは咬筋の労働時間外。働きすぎた咬筋はどんどんたくましくなり エラへと成長してしまいます。 この日中の食いしばりや噛みしめは他にも ・顎関節症(耳の下が痛む、口を開くときこきっと鳴る) ・歯周病(顎の骨に負担がかかったことによって骨が溶ける) ・頭痛、肩こり の原因にもなります。 ストレス社会の昨今、歯を食いしばって頑張っている方もいらっしゃると思いますが 日常化すると良くないことがたくさんあります。 歯科医院では食いしばりを緩和するために マウスピースを保険で作ることが出来ますが、 マウスピースに抵抗がある方や、エラの解消をしたい方には ボトックス注射をお勧めしています。 働きすぎた咬筋の緊張を解いてあげるために 一度ボトックス注射を考えてみてはいかがでしょうか? ひまわり歯科ではボトックス注射のweb予約も受け付けています。 ひまわり歯科クリニックweb予約 まずはカウンセリングを受けて頂いてからの施術となります。 在庫状況にもよりますので、一度お問い合わせください。
2021.03.30