診療・治療情報

2020.07.03

インプラントはなぜ良いのか?

皆さんこんにちは!(^^)!

今週は都知事選ですね!選挙権のある人は投票に行きましょう♪

今日はインプラントについてお話していきます。

 

全身の健康は、歯と直結しています

厚生労働省研究班の調査によると、奥歯の噛み合わせがなくなると認知症の進行が進むと報告されています。65歳以上で自分の歯がほとんどなく、入れ歯を使ってない人は歯が20本以上残っている人に比べ介護が必要になる可能性が1.9倍高くなることが調査で分かりました。

また、食べ物を「あまり噛めない」と答えた人が「なんでも噛める」と答えた人より1.5倍も認知症リスクが高かったという報告も出ています。これらのことから食べ物を十分に噛めないと脳の認知能力が低下しやすくなると考えられています。虫歯や歯周病の治療は、早めに行うことが認知症の予防につながるのです

また、一本でも歯を失うと噛み合わせのバランスが崩れていきます。そしてそれを気に櫛の歯が欠けていくように多くの歯が失われていきます。私たちは、残っている歯に負担を与えずに失われた歯の役割を担うことができるインプラント治療が、健康な歯を守ることにつながると考えています。

 

インプラント治療はこわい、危険だと考えていませんか?

インプラント治療を行うには、顎の骨の形、顎の骨の中にある神経の位置など事前に把握しなければなりません。過去において一般的な歯科用のレントゲンで顎の状態を確認していましたが、レントゲンでは二次元的な情報しか得られませんでした。しかし、近年では歯科用や医科用にCTが普及し、顎の状態、神経の位置など、インプラント治療に必要な情報をより詳しく把握できるようになりました。これにより、どこに、何本のインプラントを埋入すればよいのかを決定することができます。それに伴い術範囲も小さく最低限の外科治的処置で治療が可能となっています。

 

CTデータを使用することで、インプラント治療部位の骨形態や骨の内部構造、さらにはその周辺の構造までが三次元に把握できるようになっています

 

なぜインプラント治療なのでしょう?

歯科治療で最も大切なことは、奥歯を中心にしっかり噛めることなのです。噛む力がついていれば噛むための筋肉や飲み込むための筋肉の衰えを防止することができます。

特に多くの歯を失ってしまった場合の治療では噛む力を高めることを優先的に考慮すると、インプラント治療が圧倒的に有利となります。

仮に天然歯の噛める力を100%とした場合、インプラント治療による固定式人工歯は90%、ブリッチは60%(隣の健康な歯を削る必要があります)、普通の入れ歯は条件や技量の差もありますが20%よくて30%程度というデータがあります。

近年、噛む力と飲み込む機能の低下が肺炎の発症に直結するというデータがたくさん報告されています。そのためにもインプラントを積極的に応用して、何でも噛めて美味しく食べられるようにすることを勧めています。

 

合わない入れ歯を装着し続けると・・・

顎の骨が減っていく原因は、噛み合わせによる入れ歯の沈殿や動揺などによる継続的な歯ぐきへの刺激だと考えられます。本来、顎の骨は歯を支えることを目的としているため、歯が抜けてしますと痩せていきます。そこへさらに入れ歯による歯ぐきへの継続的な刺激を受けることで顎の骨はさらに痩せてしまいます。顎の骨が痩せると、入れ歯と歯茎が接触する面積も少なくなりさらに安定性は低下します。

 

お費用のことやどのような治療をするかなど、気になる事がある方はお気軽に当院のスタッフにお声かけ下さい(*^^*)

 

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