こんにちは。
院長の大平です。
今日は、歯の治療と全身疾患の関係について少しお話したいと思います。
例えば、むし歯になって削り、痛みもとれて一見綺麗になったように感じる治療も、歯のみに注目して行えば、歯科原病(歯科治療に起因する全身的な病気)を増加させてしまいます。
間違った歯の治療は免疫力・自然治癒力を低下させ、あらゆる病気の原因になりえるのです。
医療の専門化に伴い高度な治療が受けられるようになった一方で、局所のみに目がいきすぎて、疾病の本当の原因や憎悪因子に気付かないことがあります。
皮膚がかぶれた時に皮膚科で治療を受けても、原因が歯科治療で使用している金属だった場合、金属を外さない限りいくら治療を受けても治りません。
また、頭痛・めまい・耳鳴り・不眠・肩こりなどに悩まされて医科で治療を受けても改善されない方が、噛み合わせ治療やお口の中の金属を除去することによって治癒するケースもあります。
反対に、歯周病の悪化や、口まわりのさまざまな症状(口内炎・唇がカサカサする・舌が痛い、ヒリヒリするなど)の原因がホルモンバランスの乱れ、ストレス、全身疾患が原因となっている場合もあります。
当院では、局所だけを診るのではなく、「人」を診る包括歯科診療を行います。
お気軽にご相談ください。
ご来院お待ちしております。