こんにちは!
今日で10月も終わり、明日からは11月ですね。
最近はすっかり寒くなりあっという間に冬が来るなぁとなんだかそわそわしてしまいます(^^ゞ
そんな季節の変わり目に皆さん歯の痛みを感じることはありませんか?
寒くなると肩こりが起きるように、歯の痛みも出やすくなる事があります。
今日は寒い日の歯痛についてお話したいと思います。
①歯ぎしり・食いしばり
寒さを我慢しているとき、お口の周りの筋肉は緊張状態にあります。
それによって必要以上に噛む力が強くなり、歯に加わる力が大きくなりすぎて痛みとして感じることがあります。
また、寒さに耐えて寝ていると無意識に歯ぎしりをしていることがあります。
冬場はお口の中のためにも、身体を冷やさないようにしましょう。
②象牙質知覚過敏
歯の象牙質と呼ばれる部分に寒気や冷気が入り込んで痛みを感じることもあります。
いわゆる知覚過敏です。
知覚過敏とは、歯の表面にあるエナメル質が削られ、象牙質が露出してしまって起こります。
象牙質がむき出しになってしまうと、歯の神経に繋がっている象牙細管と呼ばれる穴まで露出してしまいます。
歯の神経は、痛みを感じたり冷たいと感じる伝達気管です。
③かぶせ物や詰め物が冷えると招く痛み
クラウンと呼ばれているかぶせものや、インレーと呼ばれている詰め物。
材質によっては温度差により神経が残っている場合は痛みとして感じられることがあります。
エナメル質と同じように、歯の一部分を守るように修復している素材は歯の神経に近い位置へセットされているケースがあります。
修復している材料が冷えると神経に近い位置へその冷たさが伝わり痛みとして認識してしまいます。
④歯ぐきの血行不良
歯を支えている歯茎は体の末端にあたり、歯茎には無数の毛細血管があります。
冷えにより歯茎で血行不良が起きると、歯茎の免疫力が下がってしまいます。
健康時は歯茎の免疫機能が働き、歯周病菌を抑え込むことができています。
ところが、歯茎の血行不良で免疫力が下がると歯周病菌は待っていましたとばかりに悪さをし始めてしまいます。
歯周病は歯茎の病気ですが、歯周病により歯が痛いと感じることもあります。
冬の乾燥が虫歯の原因に?!
以前、ブログでもお話しましたが空気の乾燥はお口の中にとっても大敵です!
お口の中が乾燥してしまうと、むし歯菌から守る役割でもある唾液の分泌が少なくなり、むし歯になりやすくなってしまいます。
唾液の分泌を促進してお口の中の乾燥を防ぎましょう!
レモン、梅干しなどは唾液の分泌を促進する効果があります。
キシリトール入りのガムを噛むことも効果的です。
また、1日1~2リットルのお水を摂取すると良いでしょう。
これからどんどん寒くなる季節ですので、少しでもおかしいなと感じたらご自身で判断せずに受診することをお勧めします。
ご予約はお電話にて承っておりますので、お問合せ下さい(^^)/