こんにちは!
今日から3連休ですね♪
すっかり涼しくなり秋の訪れを感じます(^^)
今日は、お子さんの歯みがきの仕方についてお話したいと思います。
当院でもたくさんのお子さんが検診などでお越しくださっています。
その中でも、やはり泣いてしまって上手にできない子も多くいらっしゃって、ご自宅での歯みがきも嫌がって困っているというお声も親御さんからお聞きします。
どうやって歯みがきをしたらいいのかなど様々な不安を抱えている親御さんも多いと思います。
乳歯のむし歯って問題あるの?
乳歯は生え変わるのでむし歯になっても問題はないのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
それは大きな間違いで、乳歯がむし歯になることで永久歯もむし歯になりやすくなったり、永久歯の歯並びが悪くなるといった悪影響があります。
赤ちゃんは唾液の量が多い為、大人に比べるとむし歯になりにくいですが一切虫歯にならないというわけではありません。
大人のように1日3回しっかり磨く必要はありませんが、赤ちゃんの成長に合わせて適度に綺麗にすることが必要です。
歯みがきの習慣を身につけよう!
赤ちゃんの時の歯みがきは、虫歯予防のほかに今後の歯みがきの習慣を身につけるという意味でもとても重要です。
お口の中へ異物が入ることに慣れることから始まり、小学校に入るころまでには自分で歯みがきをできるようになる事が目的です。
泣いて嫌がる子には無理やりやらずに、機嫌がよいときに行ったり、まずは口周りに触れるだけなど、拒否反応が起こらない程度にしましょう!
歯みがき方法について
・6か月~1歳頃
乳歯が下に2本生えたら歯みがき開始
・1歳頃
前歯が上下4本ずつ生えたら本格的に歯磨き開始
・1歳半頃
奥歯が生えたら歯磨き法を変更
・6歳頃
6歳臼歯(奥歯の永久歯)が生えたら要注意
この時期の1番の目的は歯ブラシに慣れること!
大人のように1日3回しっかり磨く必要はありませんので、無理やり磨かないようにしてあげてください。
歯みがきを慣れさせるために
1.笑顔で楽しい雰囲気を作る
いきなりお口の中に異物が入ってくるので嫌がられて当然くらいの気持ちでいましょう!
歯みがきの時間が楽しいものと思ってもらえれば自然と歯ブラシも受け入れてもらえるようになるはずです。笑顔を心がけましょう。
2.体制に慣れてもらう
歯みがきのときだけ普段と違う体制にするのは良くありません。
歯みがきの時間以外でも寝かせ磨きの体制でスキンシップをとって、その体制でいることを好きになってもらいましょう。
オモチャで遊んだり、ほっぺや口周りに触れたりして徐々に歯みがきに移っていくといいでしょう。
3.歌や音楽を流しながら歯みがきをする
歯みがきを嫌がる子に1番効果的なのは、楽しい動画を見せて一緒に歯みがきすることです。
YouTubeにも楽しい歯みがき動画があがっていますので参考にしてみてください♪
4.手鏡を持たせて興味を沸かせる
手鏡を持たせて、お口の中で何が起きているか説明しながら歯みがきをします。
“ここにばい菌がいる”“ここがきれいになっている”など、自分で磨きたくなるような会話をしましょう!
5.とにかくほめてあげる
歯みがき中や終わった後は必ず褒めてあげましょう。
もし上手に磨けていなくても仕上げ磨きをしてあげれば大丈夫です!
おうちでの歯みがきに慣れていれば、歯科医院でお口を開けることもより上手にできるようになると思います。
当院では、お子さんの検診・ブラッシング・フッ素塗布を行っております。
ご予約お待ちしております(^^♪