診療・治療情報

2019.09.10

むし歯じゃないのに歯が痛む理由

こんにちは!

先日の関東台風直撃、怖かったですね(>_<)

夜中に雨風の音がひどくぐっすり眠れませんでした…

翌日の交通機関にも大打撃で皆さん通勤、通学にも一苦労だったと思います。

当院でも、先生やスタッフのほとんどが電車通勤のため定刻通りに出社できず、大変ご迷惑をお掛け致しましたm(__)m

今日はすっかり良いお天気に恵まれ猛暑となりましたね!

ひまわり歯科は今日も明るく診療中です(^O^)/

 

さて、今日は歯が痛くなる理由についてお話したいと思います。

“歯が痛い”原因としてまず思い浮かぶのは皆さんむし歯だと思います。

しかし、実際にはむし歯じゃなくても歯の痛みが生じることがあります。

 

①歯周病

むし歯と並んで歯痛が起きる代表的なものです。

歯周病に感染していると、歯ぐきの腫れ、出血、痛みを生じます。

このブログでも何度か歯周病についてはお話しましたが、歯周病は必ず治療が必要なお口の中の病気です。

 

②歯ぎしり・食いしばり

日常生活において力仕事などで歯を食いしばる事がある方、寝ている時に歯ぎしりをしてしまう方は、歯の表面が擦り減ってしまうことにより痛みを生じることがあります。

また、過度に力が加わることにより歯がぐらついたり、ひび割れることにより痛みが生じることもあります。

就寝時の歯ぎしり対策としては、マウスピースの着用が必要となります。

 

③歯が削れている

過度な強さによる歯みがきをしていると、歯ぐきとその周辺の歯が削れてしまうことがあります。

歯と歯茎の境がえぐれる形から“くさび状欠損”と呼ばれ、神経が近くにあるため歯ブラシの際に痛みが生じたり、削れ具合によっては冷たいものや風がしみます。

俗にいう“知覚過敏”の症状です。

削れた部分はレジンと呼ばれるプラスチックで修復し、正しいブラッシングの仕方を指導します。

 

④噛み合わせ・歯並び

日常生活において歯は、噛み合わせによる力を負担しています。

その力により歯、歯ぐき、歯を支えている骨、顎の関節が負傷してしまうことがあります。

これには歯並び・噛み合わせが深く関係しておりバランスよく歯に負担のかかりにくい歯並びであれば症状が出ることは少ないですし、歯に負担のかかりやすい歯並びであれば負傷しやすくなってしまいます。

噛み合わせによって生じる痛みの場合、歯を少し削って噛み合わせの調整を行います。

歯並びが原因の場合は、歯列矯正が必要となります。

 

 

歯が痛い=むし歯とは限りません。

実は、先日私自身も歯が痛くなり虫歯を疑い先生に診てもらいました。

すると、原因はむし歯ではなく噛み合わせと歯ぎしりだったのです(*_*)

日頃から歯はわずかながらも動いたり歯ぐきも変化しているので、今まで何ともなくても突然噛み合わせによる痛みが生じることは不思議な事ではないそうです。

絶対にむし歯だと思うほど激痛だったので噛み合わせと歯ぎしりが原因だと知った時には驚きでした。

噛み合わせひとつでこんなに痛くなってしまうものなのかと…。

 

そこで、痛みの原因はむし歯だけではないことを皆さんにお伝えしたく、ブログにしました!

歯や歯茎、顎などに少しでも違和感を感じたりしたら痛みがひどくなる前に受診する事をお勧めします。

ご予約承っておりますのでお電話くださいね(^^)

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