「どうして何度もむし歯になってしまうんだろう…」
「せっかく治療が終わってもまたすぐにむし歯ができてしまう」などお悩みではありませんか?
正直、私もむし歯になりやすく、幼いころからむし歯治療を繰り返してきました(>_<)
一方、特に予防に力を入れているわけではないが1度もむし歯になったことがないという方もいらっしゃいます。
同じ人間でもなぜこのような違いがあるのでしょうか?
両者の違いは、体質と生活習慣にあります。
虫歯になりやすい人は、治療しても根本的原因の体質と生活習慣を改善しなければ、何度も虫歯になってしまいます。
むし歯になりやすい人の特徴5つ
1.体質の問題
唾液量や歯の丈夫さ、口呼吸をするなど、もとの体質から虫歯ができやすい方もいらっしゃいます。
特に唾液は口内の菌の殺菌、歯が溶けるのを防ぐなど、非常に重要なはたらきをします。
2.歯並びや噛み合わせが悪い
歯と歯の間に隙間が大きくあったり、歯と歯が重なり合っていたりすると歯垢が溜まりやすくなります。
また、どんなに丁寧に歯磨きをしていてもどうしても磨き残しができてしまいます。
3.歯みがきの頻度が少ない
歯を磨く頻度が少なかったり、次に磨くまでの間隔が広すぎたりすると、それだけ長時間歯に歯垢がついたままになり虫歯リスクを高めることになります。
4.ジュースやお菓子をよく摂取する
食事や甘いものをとると、食べ物に含まれる糖によって口の中で酸が作られ、むし歯になりやすい準備が始まります。
唾液はお口の中を中性にし、むし歯になりにくくしますが間食をすると再び酸性に戻るので、むし歯のリスクが高まります。
4.歯ぐきが下がっている
歯みがきをする時に強くブラシをあててしまう人は要注意です。
歯ぐきを傷つける原因になり、傷ついた歯ぐきは再生せず下がってしまうこともあります。
歯の根元が露出すると、むし歯になりやすくなります。
むし歯にならない為の予防
・定期健診を受ける
定期的に検診を受ける事で、むし歯予防に繋がります。
当院では4か月に1度の検診をお勧めしており、検診の際は専門の超音波の器具を使用して歯のクリーニングを行っております。
また、むし歯が見つかった場合でも、定期的に検診を受けていれば早期発見・治療が可能なので、痛い思いをしたり何度も治療に通ったりする必要がなくなります。
・食生活を見直す
飴などをダラダラ食べ続けるたり、何回も間食をとる事はむし歯のリスクを高めます。
食事は決まった時間に一定の時間を空けて規則正しくとる事でむし歯予防にもつながります。
食事の際は、水やお茶を同時に摂取することでお口の中が酸性になり過ぎるのを防ぐことができます。
・フッ素入りの歯磨き粉・歯間ブラシの活用
フッ素入りタイプの歯みがき粉は、歯にミネラルが補給され、健康な状態に修復され、歯が酸に強くなるため、むし歯になりにくくなります。
また、歯間ブラシを活用することで普通では行き届かない歯と歯の間までしっかり磨くことができます。
当院でも、フッ素入りの歯みがき粉・歯間ブラシを販売しております。
その患者様に合ったものをご紹介させていただきますのでお気軽にご相談下さい(^^)/