診療・治療情報

2019.08.16

キシリトールって?

こんにちは♪

お盆も明けて、今日からお仕事という方が多いのではないでしょうか。

ひまわり歯科は8月末まで休まず診療致します(^^)/

 

今日は『キシリトールについて詳しくお話したいと思います。

今や市販のお菓子でも、キシリトール入りと書かれているものを数多く見かけるようになりました。

口臭予防のためにガムやタブレットを買っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

キシリトールとは、シラカバやトウモロコシの芯などから採れるキシラン・ヘミセルロースという物質を原料にした甘味料です。

むし歯予防効果が実証されている天然の甘味料で、主に北米で20年ほど前からむし歯予防に使われています。

キシリトールの甘さは砂糖とほとんど変わりはなく、甘さを感じる感覚もほぼ砂糖と同じです。

 

お口の中に入れるとすぐに溶け、多くの熱を吸収するので、ひんやりとしたさわやかな甘さが広がります。

 

むし歯菌を弱らせ歯を守ります!

むし歯とはお口の中のむし歯菌が食物の中の糖分から酸を作りだし、その酸によって歯が溶けてしまう病気です。

キシリトールはむし歯菌を含め、お口の中にある細菌によって利用されない単糖アルコールです。

さらに、代替甘味料やプラーク抑制作用といったむし歯菌に対して活動を抑える作用を示します。

他の糖アルコールとおなじで、エナメル質の初期脱灰部に再石灰化をもたらします。

 

キシリトールを上手にとろう!

キシリトール入りのガムは、噛むことでたくさん唾液が分泌されます。

唾液に含まれる、カルシウムやリン酸が歯を強くしてくれます。

キシリトールの安全性には、世界保健機関(WHO)国連食糧農業機関(FAO)も認めています。

代謝するときにインスリンに頼らないので、糖尿病の人でも大丈夫です。

むし歯予防を期待する場合、キシリトールは1日5~10g程度のを数回に分けて、食後に摂取するのがいいといわれております。

摂取した後は歯垢が剥がれやすくなっているため、丁寧に歯みがきをすると効果的です!

 

キシリトールは摂取しすぎると、お腹がゆるくなってしまうのでとり過ぎには注意してくださいね(>_<)

 

さらにフッ素でむし歯予防を!

フッ素は、鉄やカルシウムのように自然の中にある微量元素(ミネラル)のことです。

緑茶や紅茶、海藻類、魚介類などに多く含まれ、歯や骨を丈夫にする栄養素です。

フッ素の効果は、歯質を強くする/歯垢(プラーク)の生成を抑える/歯の再石灰化を促進などのむし歯予防効果があります。

フッ素を直接歯に塗ったり、フッ素入りの歯磨き粉やうがい薬として使うことが推奨されています。

特にお子さんのむし歯予防に役に立つといわれているため、当院でもお子様にはフッ素の塗布を行っています♪

 

いかがでしたか?

毎食後の歯みがきはもちろん大切ですが、それに加えてキシリトールやフッ素入り歯磨き粉・フッ化物洗口液などを取り入れ、健康な歯を維持していきましょう(^O^)/

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